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▼2022/03/21:MH擬小ネタ

バレンタイン含めたラギロア小ネタ。他ジャンルで申し訳ない。

海竜×水獣

狗竜
泡狐竜
青熊獣
上位男ハンター




バレンタイン

ラギア「ロアルドロス、少し良いか?」

ロアル「あ、ラギアクルスさん。良いですけど……今日は何のようですか」

ラギア「そう困った顔をしないでくれ、今日は渡したい物があるだけだ」

ロアル「渡したい物……俺に?」

ラギア「ああ。……結局、困らせてしまうことになるとは思うが。これを君に」

ロアル「……?これを俺に、って……」

ラギア「開けてみてくれ」

ロアル「はぁ、じゃあ……(手のひらサイズの薄箱に……何だっけ、リボン?が巻かれてる。何が入ってるんだろう……)……?あの、これは一体……」

ラギア「ショコラ、確かチョコレートとも言われている人間達の菓子だ。港で売っていた。私も味見してみたが美味だったよ」

ロアル「そうなんですか。……嬉しいですけど、わざわざ俺になんて……悪いですよ」

ラギア「……実を言うと、単に美味しかったからというだけでこれを土産にしたわけではないんだ」

ロアル「え?」

ラギア「ハンターから聞いたのだが、人間達のとある生息圏ではこの時期になると親しい者にこの菓子を渡すらしい。……愛を伝える為に」

ロアル「!!」

ラギア「以前から話している通り、私は君を愛おしく思っている。勿論普段からそれを行動にも出しているつもりだが……この文化を耳にして、こういった特別な贈り物と共に想いを伝えることも大切だと感じたんだ。だから人間の真似をしてみた。君の事を考えながらどのショコラを贈るか悩むのはとても楽しかったよ」

ロアル「……あ、あの、ラギアクルスさん。そんなものを貰っても……真面目な話、俺にはまだどうしたら良いかわからないです。正直、今の俺じゃ貴方の気持ちには……」

ラギア「良いんだ、今無理に応える必要はない。これは私の一方的な押し付けだ。君はただその菓子を美味しく平らげてくれれば良い」

ロアル「……でも、ただ貰うだけなんてできません。いつも助けてもらってて、貴方に尽くされてばかりなのは……困ります」

ラギア「……参ったな、そこまで困らせるつもりは無かったのだが」

ロアル「…………」

ラギア「ならばこうしよう、ロアルドロス。菓子の礼として、一つだけ私の望みを叶えてくれ」

ロアル「望み、ですか……?俺に出来ることならまあ……出来る範囲で応えられるよう頑張りますが」

ラギア「なに、大したことでもない。勿論君の気持ちを無視するような事も頼まないさ。私はただ……今度は君と港に出掛けたいだけなんだ。それくらいなら良いだろう?」

ロアル「……本当に大したことないですね。まあ、そのくらいなら全然……でも俺、あまり人里には行かないんで迷惑かけるかもしれませんよ」

ラギア「構わない、寧ろ望むところだ。慣れない土地で君が心細くならないよう私も努めるよ。そうだ、今度は君が自分で好きなものを選ぶといい。港にはショコラ以外にも様々な品がある。きっと君の気に入るものがあるはずだ」

ロアル「……いや、それじゃお礼にならないんじゃないですか?結局俺がラギアクルスさんに面倒見られているような……」

ラギア「そんな事はない。君が私の一挙一動で何か感じてくれるのが私にはたまらなく嬉しいんだ。勿論喜びや嬉しさを感じてもらうのが一番ではあるが、……正直な所、君が私の事で困ったり悩んだり……怯える所もまた悪くないと思えてしまっている。度しがたいことだ、君が絡むと悪逆すらも良しとしてしまう」

ロアル「……そう、ですか」

ラギア「幻滅したか?けれど本心だ、改められる自信はない。……さて、予定を立てようか。私はいつでも良いが、君の都合は──

ロアル(……言えないな。普段の貴方からは想像出来ないような歪な感情を抱くくらい、俺に関心を持ってくれているのが……ちょっと嬉しいだなんて)

MH擬のバレンタイン。ラギアクルスは隙あらばロアルドロスに求愛してるのでこういう行事好きそうです。



ラギレウも良いよね

ラギア「ドスジャギィ、調子はどうだ?」

ドスジャギィ「これはラギアクルス様、上々です。近頃は乱暴な訪問者も減ってますので部下共々のびのびと過ごしておりますよ。それよりも……何か良いことでもありましたか?お顔が綻んでいらっしゃいますが」

ラギア「ああ、そんなに顔に出ていたか。少し恥ずかしいな。実は今度ロアルドロスと人里に赴く事となって……暫くの間彼と二匹きりで過ごせると思ったらつい舞い上がってしまったよ」

ドスジャギィ「あ、ああ、ロアルドロスとですか……それはまた結構なことで」

ラギア「……そういえば。以前からだが、君は私がロアルドロスの話をすると気まずそうにするな。何故だ?」

ドスジャギィ「え?い、いや、大した事では……」

ラギア「まさかとは思うが、君……彼に懸想をしているのでは」

ドスジャギィ「滅相もございませんっ!!!!あり得ません、決して!!だからその腰の得物に手をかけるのをやめて下さい!!」

ラギア「そうか、ならば良いんだ。私とて鬼ではない。孤島の為に尽力する君を私的な感情で切り捨てるのは心苦しかったからな」

ドスジャギィ(躊躇いなく切り捨てる気満々だったろうに良く言うわ……)

ラギア「しかし気になるな。そうでないなら何故あんな反応をする?」

ドスジャギィ「いえなんというか、私の趣味と申しますか、その……非常に言い難く……」

ラギア「ほう、となるとやはり彼に何らかの情を」

ドスジャギィ「違いますっ!!ええいわかりました私も腹をくくりますとも!私は、その……………………ラギレウ派なんで…………」

ラギア「……は?ラギレ……何だって?」

ドスジャギィ「いえ言わずとも結構、私とて承知しております!ナマモノにおいて当事者に妄言を伝えることは最大のタブー、しかし其方から話せと言われたならば答えぬわけには参りません……!私はリオレウス様を幸せにするのは貴方のように強く誠実なたくましい竜だと考えておりますのでワンチャンリオレウス様と番になって下さらないかと願ってやまないのですが貴方の口からロアルドロスの名が出る度に『こいつマジでロアルドロス以外眼中にねえな』と現実を突きつけられて非常に後ろめたさというか落胆というかなんかそういうものを抱いてしまい諸々込みで気まずくなってしまうのです!!(早口)」

ラギア「そ、そうか……その長文をよく一息で言えたな、君」

ドスジャギィ「ええ、ですので私がロアルドロスに懸想するなど見当外れも甚だしいのです。お分かりいただけましたでしょうか」

ラギア「ああ、正直八割強意味がわからなかったが、とにかく君がロアルドロスにそういう感情を抱いていないのは良くわかった。しかし……やはり私がロアルドロス以外眼中にないと、言わずとも周囲にはわかるものなのだな。勿論恋愛においてのみで、友として気にかけているものは多々いるが」

ドスジャギィ「ま、まあラギアクルス様の行動原理は第一にロアルドロスですので、余程鈍い者でない限りはもろバレかと……」

ラギア「そうか……それは少し喜ばしくもあるな。私が彼を想っているのが周囲に伝われば、彼にむやみやたらに近寄る輩も減るだろう。気休め程度だが多少は安心だ」

ドスジャギィ「うわぁ、過保護にも程がある……(流石はラギアクルス様、ライバルの排除に余念がありませんね)」

ラギア「君ひょっとして本音と建前が逆になってないか?」

ラギレウ好きです。某支部でちらほら神創作者様方の作品を拝見出来てとても幸せ。



渓流にて

ミツネ「あれ、オタクまた来たんだ。今日は一人?」

ラギア「ああ、タマミツネ殿。当然今回もロアルドロスと共に来ているよ。彼は今アオアシラと蜂蜜採取に精を出しているはずだ」

ミツネ「へぇー、正直な所あの子もあんたももう来ないと思ってた。……愛しのあの子が自分以外のイケメン海竜種と話すの、気にくわないんじゃなかったの?」

ラギア「その節は無礼を働きすまなかった。しかしまあ、聞くところによれば君はジンオウガ殿に懸想しているとの事。ロアルドロスに言い寄る事もないはずだから、私が注意していれば問題はないだろうと考えた結果だ」

ミツネ「ああ、そう……あんたはそれで良いかもしれないけどさ、俺はジンオウガさんと仲良さそうな奴が来るの嫌なんだよね。例えそういった関係じゃないとしても」

ラギア「そこは安心してほしい、私とジンオウガ殿はそのような色めいた仲とは無縁だ。寧ろジンオウガ殿にも良い相手が見つかれば良いと願っているよ。勿論その相手が誰になるかは彼次第だろうが……君の出方如何によっては協力しないでもない」

ミツネ「それ、どういう意味?」

ラギア「君がロアルドロスに不用意に近寄らなければ私も君とジンオウガ殿の仲を多少は取り持とう、と言っている。まあ一種の取引とでも思ってくれ」

ミツネ「……オタクさぁ、もしかしてあの子と接点ある特異個体全員にそうやって牽制してるの?ちょっと引くんだけど」

ラギア「まさか。アオアシラのように邪気の無い者なら気にはしない。だが君のように彼の気を引く可能性のある者であれば話は別だ。君にその気が無くとも、彼が惚れるかもしれないからな」

ミツネ「気を引く、って……なに、同じ海竜種だからってこと?」

ラギア「いや、美形だからだ」

ミツネ「は?」

ラギア「彼自身に自覚はないようだがどうやら彼は面食いのようでな、時折ジンオウガ殿やナルガクルガ殿といった孤島にやってくる他地方の特異個体モンスターの顔をじっと見ている事がある。今の所ロアルドロスが彼らと交流をすることは(私が阻止している為)ほとんどないので安心だが、それでも気をもんでしまう。自分で言うのもなんだが私も中々の美形のようなので、彼には一生私の顔だけを見続けてほしいと願っているのだが……」

ミツネ「(……こいつもしかして大分やばいのでは……?段々あの子が可哀想になってきたな……)ま、まあ綺麗なものは大体皆好きだろうしね……。俺としては協力者は大歓迎だから良いんだけどさ」

ラギア「では、此方の提案に応じてくれるという事で構わないか?」

ミツネ「まあね。ああ、でも俺良心はあるんで、あんたがあの子関係で非道な事を仕出かそうとしたらジンオウガさんにも相談して全力で止めるから」

ラギア「それはあり得ないな、私が彼を悲しませる行いなどするはずがない」

ミツネ「そりゃああの子にはしないだろうさ。でも周囲には?するだろう?」

ラギア「………………さあ。そういった状況になってみなければ答えようもないな」

ミツネ(いくら言葉を濁そうともその顔が全部物語ってんだよなぁ)



アシラ「うわぁ、なんか割り込みにくいなあの二匹……どうする?もうちょっと時間潰してようか」

ロアル「…………」

アシラ「……ロアルドロス君?」

ロアル「っ、あ、ごめん……ちょっとぼうっとしてた」

アシラ「え、大丈夫?ラギアクルスさんもタマミツネさんと話し込んでるようだし、あっちでちょっと休憩しとこう」

ロアル「うん……(……タマミツネさんとラギアクルスさん、並ぶと様になるな。……やっぱり、俺なんかよりもああいう綺麗な竜の方が……お似合いだ)」

ちょっとすれ違ってる二匹。面食いも当たらずとも遠からず(ロアルドロスはラギアクルスの顔面も大好き)だけど実際は美形な面々の方がラギアクルスの番に相応しいだろうなってちょっと落ち込んでる。



おまけ
ラギアクルスの美形判定
(※上位男ハンターはモガの村専属ハンターで多くのモンスターと面識あり)

上位「上で触れたし良い機会だからラギアクルスが顔の良さで警戒している面々も確認しておくか」

ラギア「何が良い機会なのか全く理解不能なのだが……」

上位「新顔からいくぞ。ホロロホルル」

ラギア「彼も確かに整った顔をしているが、どちらかといえば愛らしい顔立ちだし……何より彼はディノバルド殿を大層気にかけているからな。警戒はしていない」

上位「そういう見解もあるのか。じゃあ次はイビルジョー」

ラギア「彼はそもそもロアルドロスに関心が無いようだ、ロアルドロスも自ら近付かないので問題無い」

上位「リオレウス」

ラギア「……少しだが、している」

上位「マジか。ブラキディオス」

ラギア「してない」

上位「ディアブロス」

ラギア「している」

上位「俺」

ラギア「まっっったくしていないので安心してくれ」

上位「くっ、顔面偏差値の差が憎い……!」

実際は顔の良さだけでなく性格とかロアルドロスとの接点とか諸々込みで警戒しているのでガチの警戒対象に当てはまりそうなのはあんまりいない。孤島に来ない面々ばかりだけど四天王の兄弟は多分三匹とも警戒対象になる。



終わり

自宅MH擬の中でメインの片棒担っているラギロアネタを書けて満足。半年くらいでまた書くとは思ってませんでしたMH擬。もしかしたらまた1〜2個くらい書くかも。

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