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▼2025/05/08:脱帽

寒さが薄れ過ごしやすい季節となりました。私もようやく気力が湧いてきてアオカブ本の執筆に本格着手しています。なんなら先日アオキさんサロン入りに当惑した勢いで新しい短文も書き上げたくらいには意欲モリモリです。文章の出来は……うん(目を逸らし)アオカブ本の本文を書き切るまで、この勢いが続くことを願っています。

アオカブを書きながらも読書は継続して行っていました。面白い本が多くて多くて……いうて読書家の人からしたら「今更?」っていうほど昔の超有名作家の作品ばかりなのですが、逆に令和の世にそんな昔の作家の作品をストレートに楽しめるってのもこれはこれで贅沢な経験かもしれないなと最近思い始めました。初見の体験はいくつになっても楽しい。
その中でも最近読んで震えた作品が星新一「声の網」。きっとめちゃくちゃ有名な作品なのでしょう。これまた著名な恩田陸先生が解説を加えられており、そこからも並々ならぬ作品だということが伝わります。
実際読んでみたら……1970年初出!?はぁ!?って内容で度肝抜かれました。まだネットが普及してない時代っすよ!?それであの内容ってのは、先見の明が有りすぎる……これがSF作家の想像力か……
この作品の内容、きっと現代SFでは根幹価値観・デフォルトや王道の類いなんでしょうね。自我を持つコンピューターっていったら『2001年宇宙の旅』みたいじゃんって思ったんですが調べたらあれも同年代の作品らしいし、あの時代にこういった感覚が構築されたのかなぁ……と読んでて思いました。
一番ドキッとしたのは終盤に「永遠の安定」というワードが出た時です。自分が一ヶ月ほど前にpixivに投稿したオリジナル文で出した「平和」というワードよりもよっぽど深く理路整然とした正確な表現で天を仰ぎました。当たり前だがかなわねえわ。その発想と表現力に脱帽するしかありません。
また時を置いて読みたい一冊です。というのも今はAIが各方面で物議を醸している時代、これから益々成長していくAIが社会にどのような影響を与えていくのか、実体験してから読むとまた楽しいと思うので!

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