烏有 爽
うゆう さわ
写真家。海や水辺の茫洋とした風景写真が専門分野。
学生時代のいじめからの逃避として、水辺に出かけて写真を撮るのが趣味となり、そのまま写真家になった。
未だに人間嫌いで、普段の人付き合いでも俯きがち。ありとあらゆる生命感を拒絶している(猫は可)。連絡手段もアナログなファックスを好む。ちょっと潔癖症のきらいもある。
他人の考えを察するのが苦手なのを自覚している。都合が悪かったり嘘をつくとき、まばたきが多くなるくせがある。
麗くんとは大学か高校くらいでの先輩後輩だったらかわいいなと思って二歳差にしました。
麗くん以外に友人らしい友人がおらず、以前より麗くんに依存的な思慕を寄せている。
風景ばかり撮っていた彼が、唯一撮りたいと思った「人物」が彼だった。
麗くんに焦がれつつも、一方的な感情でいいと思っている。ファインダーの奥の彼を愛する反面、生活に無頓着な彼の世話をすることに優越感と愛着を覚えている節がある。世話焼き。多分振り回されるのが好きなタイプ。
麗くんの凶行、自分を殺した(と思っていた)ことで不定の狂気を発症しており、シナリオ内では回復しない。(=分離不安障害により探索者が離れていくと感じると不安症に苛まれる。目の届かないところへ行くと必死に追ってきたり、他者と長く会話していると服を掴んできたり等)。精神的に非常に不安定になっている。
行動原理は以下の三点。後ろ二つは相反するものだが、発狂中につき本人は矛盾を気にしない。
・一緒にいたい:最優先事項。たとえ自分のことを忘れたままでも構わない。発狂の影響もある。
・思い出さないで:思い出したら、自分から離れてしまう(また殺そうとしてくる)のでは。
・凶行の理由が知りたい:自分が何か嫌われる事をしただろうか。街の事件との関連も引っかかっている。
海辺の家は多分実家所有の別荘とかな気がする。
金持ちゆえのおっとりさがある反面、呑気に映るかもしれない。
最初は他の大勢の人間と同じように、麗くんの生命感の無さに美を見出したが、彼を知るうちに彼を薄幸の美少年だとかそういうレッテルではなく「白鳥麗」自身にのめり込んでいく。「命は汚い」という強固な価値観を打ち崩すかのごとく、彼にのみ生命を求めている節があり、サディスティックな欲望を密かに向けている。打ち明けてはいないが、美しく着飾るよりも濡らしたり汚したりして命をでらでら輝かせている白鳥麗が撮りたいと内心思っている。普段撮っているのは食事シーンや生活の場面が多い。
今一番撮りたいのは彼の水中写真。溺れている彼が撮りたい。
ちなみに麗くんが自分を殺そうとした時も怖かったけどちょっと興奮した。が、ナンカチガウ…ってなってカメラは手に取らなかった。本能。麗くんのキモオタ。
かっとなると手がつかなくなるタイプかもしれない。学生時代白鳥くんのこと悪く言うやつがいたら多分バールで殴って事件起こしてた(杖技能)。地味なくせに危ないやつって思われてそう。
きみは僕にとって唯一の人間なんだ。この世界で、唯一の人間なんだ。
僕をこの世界でひとりぼっちにしないで。
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