情報

[情報] KPもるこ : <歴史>成功情報

・資料や本を⾒る限り、ほとんどはギリシャ神話やエジプト神話など、 様々な「神話」や「神」について調査されている。

<オカルト>成功情報

・あまり聞いたことのない神について調べられてた形跡を⾒つける。

「シュブ=⼆グラス」や「ヨグ=ソトース」など、名前も始めて聞いた物が ほとんどであり、その神たちについて、神話などの詳細が少ないことも分かる。

[情報] 02の部屋の本1 : 【デウス・エクス・マキナについて】

デウス・エクス・マキナ(デウス・エクス・マーキナー)とは

演劇や舞台における演出技法の⼀つである。

「機械仕掛けから出てくる神」、あるいは「機械仕掛けの神」などと訳される。

「デウス・エクス・マキーナ」などの表記もみられるが、ラテン語としては誤りである。

複数形には

deī ex māchinā(デイー・エクス・マーキナー)と
deī ex māchinīs(デイー・エクス・マーキニース)とがあり、

後者は機械にあたる語も複数形になるのである。また、⼥神の場合は最初の単語がdea(デア)、複数形 deae (デアエ) となる。

由来はギリシア語の「apó mēkhanês theós(アポ・メーカネース・テオス))」

(※ギリシア語で「機械」)

からのラテン語訳で、

古代ギリシアの演劇において、劇の内容が錯綜してもつれた⽷のように解決困難な局⾯に陥った時、絶対的な⼒を持つ存在(神)が現れ、混乱した状況に⼀⽯を投じて解決に導き、物語を収束させるという⼿法を指した。悲劇にしばしば登場し、

特に盛期以降の悲劇で多く⽤いられる。俗に⾔う「夢オチ」などもこれに含まれる。

[情報] 02の部屋の本2 : 【シュレーディンガーの猫】

量⼦⼒学の基本である「コペンハーゲン解釈」への批判。

理論物理学者エルヴィン・シュレディンガー⽒によって提唱された。

蓋つきの箱の中に

「猫」と

「1 時間以内に 50%の確率で崩壊する放射性原⼦」と

原⼦の崩壊を検出すると⻘酸ガスを出す装置」

を⼊れた場合、1 時間後には

「⽣きている状態と死んでいる状態が 1:1 で重なり合った状態の猫」

という不可思議な存在が出てくるのではないか?という思考実験。

これを正しいとすれば、「観測する前の1匹の猫が、

『⽣きている』、『死んでいる』という複数の状態として、

同時に存在している」ことになるのである。

⽒は例え話として、

「ランダムの確率で毒ガスの出る装置とともに猫を箱の中に閉じ込めたとき、

次に箱を開けた時まで、猫が死んだ可能性と⽣きている可能性は重なり合っている」とし、量⼦⼒学の奇妙さを指摘した。

そこからこの思考実験がシュレディンガーの猫と呼ばれるようになったのである。

[情報] 雨野 千佳 : 先程⾒た⾚⼦だろうか、しかしよく⾒てみれば、1 歳ほどに成⻑していた。

先程とは別の部屋だろうか、あたりにはおもちゃが散らかっており、奥にいる⼥性は困ったように笑いながらそれを⽚付けている。

しかしちらがっている原因はどうやらその⼦供だけではなく、周りでその⼦と⼀緒に遊んでいる⽩⾐の若い男⼥達のせいだった。⼥性は苦笑いで彼らを叱るが、彼、彼⼥らはその⼦供ととても仲が良さそうに⾒えた。まるで家族のように、楽しそうに遊んでいた。


[情報] 雨野 千佳 :
⽩く、仕切りで区切られた部屋のような場所でベットに座る⽩⾐の⼥性が写る。

その⼥性は愛おしそうに何かを抱いていた。

それは⾚⼦だ。⾚⼦は⼩さく寝息をたて彼⼥の腕の中で深い眠りについている。

⺟親であろうその⼥性は微笑みながらその⾚⼦の頬にそっと⼝づけを落とした。

とても美しい。親⼦の姿を⾒た。

[情報] ナルくんが見た映像1 : そこには⽩い世界が広がっていた。

何もない、影すらもない空間。

そんな場所にひとつだけ、映るものがあった。

おぞましく、不定形に動く「何か」。しかし貴⽅は瞬間、ふとそのうごめく物体から垣間⾒えた美しい瞳と⽬があった。

ふと、「それが神様だよ」と⾔う声がどこからか聞こえた。

[情報] ミカミ ナル : 盲⽬にして⽩痴。その存在はすべての中⼼であり、眼前に広がるのはまさしく偉⼤なる神の姿。貴⽅は中⼼に漂うその神の姿を⾒ていた。恐怖は不思議と感じないが、その周りを漂う存在の中に、あの美しい瞳を持っていたあの「神様」を⾒つける。

[情報] 床のメモ : 【メモ】

・アザトースがあの神を⼿放すことはそうそうにないだろう。

そこで私はあの神のような存在を創り出すことはできないかと考えた。

デウス様、私は貴⽅に近づけるでしょうか。

[情報] 黒革の手帳 : 【デウスについて】

・デウスはアザトースの周りで⾳を奏でる奏者の⼀つである。まるで惑星の周りを漂う衛星のようにその姿や存在はとても⼩さなものだが、それは⼈が⽣まれる前からこの世界を⾒守り続けている。

デウスは何か特質して特徴や能⼒などがあるわけではないが、この世界が⽣まれてから私たち⼈間が出来上がるまでアザトースのそばで⾒守り続けてきた。元よりこの存在を観測されていなかったが、今回この神の観測に成功した。

私はこの神に惹かれるものがあり、神の観測を続けた。名を持たぬ神に私は「デウス」と観測対象として名前をつけることにした。

[情報] ミカミ ナル : 様々な⼈間の記憶、歴史、この世界が⽣まれてから 終焉が訪れるまで、この「神様」は⾒守り続けてきたのだろう。

だけど、その神様は誰にも知られることは無かった。

ただ、偉⼤なる神と共に⼈間たちを愛おしそうに⾒ているだけだった。

[情報] 「Ex machina」ファイルの中身1 : 【エクス・マキナの調査記録】

私だけが崇拝する「デウス」は、私たちを⾒守り続ける絶対的な神だ。私は、いつかこの神を偉⼤なる神よりも素晴らしい神にしたいと思っている。

そのためには、私が初めての崇拝者であることを「デウス」に⽰し、供物を捧げる必要があると考えた。知識を蓄えた「デウス」はきっと同等の存在であれば気に⼊ってくださるだろうと、私は被験体「エクス・マキナ」の作成を開始する。被験体「エクス・マキナ」は、「デウス」と同等の存在であり、「デウス」に捧げる供物である。

「エクス・マキナ」は⼈間を元に作り出した機械⼈形である。知識を蓄え続け、いずれ「デウス」と同等の神となるだろう。

[情報] 「Ex machina」ファイルの中身2 : 【被験体の状況確認】

プログラムを起動すると同時に「エラー」と表⽰され、端に「被験体のオリジナルと、01〜03 番以外の被験体の⽣命機能をシャットダウンさせます。起動権利はプロジェクトリーダーか、リーダーが許可したプログラムのみ許可されます。」と表⽰されている。

[情報] 男性の死体が持っていたメモ : 【くしゃくしゃのメモ】

⾃分の⼦供だというのに、あの神の為だと⾔ってリーダーはあの⼦を機械⼈形に変え、その複製体をいくつも作り出した。

今のところオリジナルであるあの⼦が「エクス・マキナ」に最も近いと⾔われているが、結局神と同等になっただけで、あの⼦は神に捧げられるなんて。

あぁ、07。君は複製体であるのに僕の⼿伝いをいつもしてくれてありがとう。

でも、僕はもうリーダーについていくことはできない。こんなプロジェクトもう嫌だ。

君たち複製体を殺し続けるなんて。

[情報] 雨野 千佳 : 「情報の整理、する?」

[情報] PLまめだ : お部屋出ます

[情報] 雨野 千佳 :
同じような仕切られた部屋。

⼥性とは別の⽩⾐を着た若い男性が、椅⼦に座り本を読みながら、⾜元でパズルで遊ぶあの⼦供を⾒守っていた。⼥性の姿はなく、おそらく⼦守をさせられているのだろうか、
ふと、「お⺟さん」という声が聞こえてきた。

男性はたいそう驚いたような様⼦で、椅⼦から間抜けにも転げ落ち、⾛り去ってしまう。

しばらくして、⽩⾐を着た男⼥達と、あの⼥性が、「お⺟さん」と⾔う⼦供を⾒てとても嬉しそうにしていた。


[情報] ミカミ ナル : 崇拝、信仰、⼈は「神」という存在に救済を求める。

答える神もいれば、答えない神もいる。

でも確かに⼈間は彼らを崇め、そして信じた。

それが架空のものでもここに漂う不定形な者たちも、彼らは「神」と呼ぶ。

だけどその神様は、いつまでたっても⼈間に知られることはなかった。

[情報] KPもるこ : 【Normal end ⽣還報酬】 ⽣還+1d10 Normal end+1d6 部屋に⼊る際に確認した映像×1d3 クトゥルフ神話+5%

[情報] KPもるこ : 【詳細】 SAN が残った PC は、⼈間として⽣きていたという世界線になり、 ⼈間として⾏きていくことができる。 ⼈間としての過去の記憶も有しているが、それはチクタクマンによって作られた者 であり、貴⽅は今回の事象のことをはっきり覚えている。 ただし、SAN0 になった PC は、これからアザトースの宮殿で⾳を奏でる奏者とな るだろう。救済シナリオなどに⾏くことはできない。(続編には使⽤可能)

[情報] KPもるこ : 【終了後特別処理】HO2 は、元々神であったことから、 ⼈間である今でもあの時の技⼒を今でも多少⽣かすことができる。 シナリオ内で数値を決定した技能のうち 3 つ を、 その他技能分にそのまま振り分ける。 (3 つ以下の場合、好きな技能の数値をその場で振っても良い) ただし、POW は 50 ではなくなり、神話技能も 0 に戻す。 POW は振り直し、職業技能、趣味技能などは 通常の探索者の作成⽅法で作成する。 SAN 値は、シナリオ内で 1d10 で決定していた狂気点の合計を計算し、 100 −(狂気点の数値)=現在の SAN となる。

[情報] KPもるこ : 狂気点が合計43なので、千佳ちゃんのSAN値57ですね!

[情報] KPもるこ : シナリオ背景

「星の創り⼿」という組織は、表ではとある薬剤会社や医学系機関を名乗っている が、裏では魔術的なものや冒涜的な技術を駆使し、「神を作り出す」という事を最終 ⽬的とした組織である。 彼らは様々な技術を所持しており、各々が様々な神を崇拝していることもあるが、この 組織は崇拝するためのものではなく、あくまでも⾃分たちで神を作り出し、それを崇拝 することを⽬的としている。 しかし、中には各々が崇拝している神の為にその技術を使っているものもいるよう だ。 ある⽇、その組織の者たちが⼀部集い「⼈⼯的に神を作り出す」という無謀なプロジ ェクトを開始した。同じようなプロジェクトが今まで何度も⾏われてきたが、今回も 予想通り難航だと思われていた。 しかしある時、プロジェクトのリーダーを勤めていた研究員の男性が、さまざまな神 の痕跡を研究する中、外なる神「アザトース」の周りで蠢く神の中に、未だ確認され ていなかった神(HO2)を発⾒する。 男性は、その神について調べたところ、逸話のないその神は、ただ、「⼈のいく末を ⾒守るだけの神」だと⾔うことを知った。男性はいつしかその神(HO2)に惹かれ、 はじめての崇拝者になろうとした。男性はその影響かプロジェクトで HO2 と同じよ うな神を作ろうと計画する。 男性は、⾃分の⼦供である HO1 を⼈間ではなく寿命の無い機械⼈形に改造し、 プロジェクト⽤に作られた空間にひとりの⼈間を閉じ込め時間の進まない空間の中、 永遠とさまざまな⼈間の映像を⾒せ続けた。今まで⼈間の⾏く末を⾒守ってきた HO2 と同じ⾏動を取らせたのだ。 しかし、それだけで⼈が神になれるわけがなく、崇拝者となった男性はついに我慢で きず HO2 との接触を⾏おうとしたが、HO2 を気に⼊っているアザトースにより阻⽌ され、男性は存在ごと消されてしまう。 男性が存在ごといなくなったことによりプロジェクト⾃体も忘れられ、HO1 は何も知 らないまま永遠とその空間で誰かの映像を⾒続けた。 ある時、アザトースが忘れ去られた空間の中に閉じ込められた HO1 を発⾒する。ア ザトースは HO2 のことを気に⼊っている為、HO2 に近づこうとする HO1 を最初は 消滅させようとするが、HO1 はもともと⼈間ではなく、作られたただの⼈形であるこ とに気がつき、形は違えど⼈間になりたいと思う⼆⼈をみてアザトースのメッセンジ ャーである神、ニャルラトホテプは、アザトースに⼀度 HO1 を消滅させるのを待ってもらい、アザトースの許可なしに HO2 に「HO1 を殺せば、⼈間になれる」と伝え に⾏った。 ニャルラトホテプに体を渡された HO2 は、何も知らぬまま HO1 がいる空間へと移さ れ、⼈間になりたい神様と、⼈間になりたい作り物の神様が出会うことになる。 しかし 2 ⼈が訪れた場所に残されたのは、愚かな⼈間の痕跡。 それを⾒てもなお、⼆⼈は⼈間になりたいと思うのか。その⾏く末をニャルラトホテ プは楽しそうにそれを⾒ている。 ちなみに、空間⾃体に少々ニャルラトホテプが細⼯をしており、また、突然いなくな った HO2 を探し、アザトースはのちにこの空間を訪れるだろう。 ⼈間の愚かさを知り、それでも同じ⼈になりたいと望むのであれば、ニャルラトホテ プが⾯⽩がって⼆⼈を⼈へと変えてくれる。そのかわり、彼の化⾝であるチクタクマ ンは、アザトースによって消滅する。その際に、⼈である始まりを告げるとともに深 淵の王アザトースを⾒ることとなる。

もし HO2 が HO1 を殺せば、アザトースが迎えにきた際にニャルラトホテプの説得に より⼈間になることを許される。ただし、⼈として死を迎えた後はまた神として仕え ることになる。(HO1 が⾃殺した場合も同じ)

HO1 が HO2 を殺すのであれば、HO2 がいなくなったことに怒ったアザトースが現れ るが、ニャルラトホテプにより⼈に変えてもらえる。ただし、⼈として死を迎えた後 はアザトースの元へ送られ魂ごと消滅してしまう。(HO2 が⾃殺した場合も同じ)

⼆⼈が⼈間の愚かさを知り、⼈になることを諦めた場合は、⼆⼈でアザトースに仕え る神となるだろう。 「機械仕掛け」と「神」は⼀体どのような選択をし、そして最後まで⼈になりたいと 望むのだろうか。
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