「ちっ。まー、いざとなったら謙也に種付けしてもらったらええか」
「種付けて。ちゅーか、俺に対してのこだわりは無いんやな」
「おん。子供欲しいだけやし」
「それでええんかい……なんか不満やわ」
「強いて言うんやったら、蔵の方が上手そうかなって」
「そら……謙也よりかはな。経験もあるしな」
「え、謙也まだ童貞なん?」
「聞いたことは無いなぁ。ヤってたら嬉々として報告してくると思うしなぁ」
「あー、なんか想像つくわ」
「スピードスターやのに初体験は遅いねん」
「そういうんだけ大事にしてそうやな。謙也きもちわるっ」
「きもいとか言うたら謙也泣くで……結構繊細なんやから」
「きもいちゃうねん。気持ち悪いねん」
「余計にひどいやろ」
「蔵はな、経験早そう。取っ替え引っ替え食ってそう。なんかマニアックなプレイ求めそう。蔵もきもちわるっ」
「俺も傷つくんやで……?」
「せやかて何か普通やったら満足出来へんって言い出しそうやもん」
「いや、俺も普通に突っ込んだら気持ち良えって言いますけどね。そこは単純に男の子ですけどね」
「あかんあかん、そんなんでええんか? 蔵の望むエクスタシーってそんなもんなんか?」
「なんやねんそのどっかの熱いテニスプレイヤーみたいな台詞」
「蔵もテニス部やん」
「え、今それ関係あるん?」
「テニス部ってか運動部ってそんなもんちゃうん」
「遥、うちの可愛え後輩の財前くんを見てみ」
「……そうやな、あたしが間違ってた」
「お前は何を俺に求めてるねん……まぁ、変なプレイして欲しかったらしたるけどな」
「蔵……!」
「まぁ遥の胸見ようが尻見ようが勃たんから、まずそっから遥さんがどうするんかが見物やけどな」
「蔵きもちわるっ」
「やから傷付くって言うてるやろ?」
(20120609)