写真家


そこは白と黒の世界だった。

ゲーム開始早々、天眼を持つイライ・クラークから先に行くよ!と通信が飛んできたのと同時に、一瞬目の前が明るくなる。あたりを見回せば、成程、とあるハンターが愛用する写真家が置かれていた。
カメラからは光が漏れ、見覚えのある景色が映し出されている。
写真世界が展開された時、現実での時間はいくらか戻るのだと聞いている。暗号機を触ったとしても居場所を知られるだけで、解読はさして進まない。
なまえは数秒考えた後、もう一つの世界へと足を踏み入れた。

「こんにちは、伯爵」

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