bug-3 08
※夢主目線※
あの後、場地圭介……アジトで彼を止めてくれたあの人に連れ出されて、わたしは病院で保護された。
場地圭介とは初対面ではなかった。わたしはよく覚えていなかったけれど、いつだったか、彼にバイクで連れ回された時に会ったことがあるようだった。
別れ際、わたしは場地圭介にひとつだけ質問した。
彼はわたしを殺しに来ると思う?
場地圭介は、
「させねぇよ」
と笑顔で言った。それは、少し苦い笑みだった。
以降の羽宮一虎のことを、わたしは知らない。
(おしまい)
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