夢女の早口芸(月島編1)
いつものひん曲がった言い方に腹を立てて怒ったら、予告なく写メ取られて、「君って怒ると面白い顔になるよね。」ってニヤニヤ言われて余計に腹が立ったけど、「なんだ、普通の顔撮れちゃったじゃん。」って画面見ながら不満そうなのに実はしっかり保存してるという事実に気付いてしまった夢主と、それに気付いていない月島。
メアド交換(2012年だからどうせガラケーでメールでそ?)した時に、名前を「小動物」と登録されて、もしかして名前覚えてないのかなってちょっと残念に思っている夢主と、名前で登録するのがなんか恥ずかしくて入力できなかった月島。
30センチくらい段差のあるところに上った時、目線の高さが合うことに気付いて同じ高さで話しかけたら、「びっくりするからやめて。急に同じ高さから話しかけられると心臓に悪い。早くそこ下りて。」とちょっと赤面する月島。
美人マネージャー潔子の話題になり、「田中さんじゃあるまいし、別に興味ない。君くらいの方が安心感あってちょうどいい。」って素で答えてからちょっと色々後悔して目線合わせなくなる(付き合う前の)月島。
試合後に別の部員を「すごかった、かっこいい」と褒めると、あからさまに不機嫌になり席を外す月島。最近、一番不機嫌なった話題はジャンプフローターサーブ。
山口と話してると「うるさいから向こうでしゃべってよ。」と勝手に拗ねる月島。「ツッキーごめんっ」って言いながら移動しない山口。
日向と話してると「小さいもの同士、仲良いんだね。」と煽ってきて、更に「目線合う方が話しやすいんでしょ?」と勝手に凹み始める(付き合う前の)月島。
どんな音楽を聴いているのか質問したら、「説明するの面倒くさい。CD貸すから勝手に聴けば。」と貸してくれたCDを自宅に持ち帰り、魔が差してついCDの匂いを嗅いでしまった夢主と、戻ってきたCDを何となく見えるところに設置してしまった(付き合う前の)月島。
付き合い始めたものの、お互い部活が忙しくて3か月後にようやくデートに行けたはいいが電車が急に混んできて、図らずも壁ドン状態になり、ニヤッと笑って「何赤くなってんの、キスでもする?」って小さい声で煽ってくる月島。
でもいざ初めてのキスとなると、夢主以上に照れてしまってどうにもダメな月島。
せっかく恋人になれたし、パスケースか手帳に写真を入れたい、一枚でいいから撮らせてほしい、とお願いしてみたら、「絶対にいや。」と即答する月島。自分はちゃっかり待ち受けの画像を夢主にしているし、「お願い!」と言われるのがちょっと嬉しくて承諾する気になれないだけの月島。
付き合って半年経っても手をつないだことすら無いのは、恋人としていられることが幸せ過ぎて「手をつなぎたい」という欲求すらぶっ飛んでただけなのに、「手、つなぎたいとか思わないの? いちいち確認するの面倒だから、したいことある時ははっきり言いなよ。」と言われてしまい、便乗する形で手をつなぐことが出来てなんだかんだ嬉しい夢主と、ただ手をつなぎたかっただけの月島。
身長差のせいで恋人つなぎがしにくい夢主と月島。
ふざけて腕を絡めに行ったら、まったくこっちを見てくれなくて、調子に乗りすぎたかな?と反省して凹んでいる夢主と、不意に腕に当たった胸が予想以上に「胸」だったものでどうしていいか分からなくなっている月島。
寝違えたせいで上を向きづらい夢主に、「いいよ別に。君のつむじを見ながら話すから。」と言い出す月島。
自分を見上げて笑う夢主の顔を見るのが好きなので、絶対に屈んだりしゃがんだりはしない月島。
デートの帰り道、何だか自分ばかりが楽しんでしまったように思って、「連れまわしちゃってごめんね」と謝ると、「はぁ? 君は僕が、好きでもないのにウロウロ歩き回るような馬鹿だと思ってるの? へぇ、そうなんだ。」と怒ってくる月島。
悪戯心から月島のノートにウサギの落書きをしたら、「勝手にへったくそな絵描かないでくれる?」と言われてしまい、もう二度とするまいと心に誓う夢主と、以降なんとなくウサギのキャラクターに謎の好感を抱くようになってしまう(付き合う前の)月島。
ウサギの落書きが描かれたノートをいつまでも捨てられない月島。2年後にそれを発見してしまう夢主。
勉強のことで借りができてしまい、「今度、何か奢るね!」と言ったら、「別にお金に困ってる訳じゃないからいらない。あ、だったら何か作ってよ。どれだけ下手なのか見てあげるから。」とニヤニヤされたので料理の特訓を始める夢主と、普通に夢主の手料理に興味があっただけの月島。
今ハマっているドラマの話をしたら、「全然興味もてない。」と言われてしまって、ショックからその週はドラマを見逃してしまう夢主と、つい観てしまった月島。
翌日、ドラマの話をまたしてくるかと思ったら夢主が観てなくて、肩透かしを食う月島。まさか自分は観たとも言えず、録画でもなんでもいいから早く観ろよと実は思っている月島。
ファミレスでパフェを食べた時、なんかものすごく見られていて恥ずかしくなって「何?」って訊いたら、「太るよ?」とニッコリ言われて腹を立てる夢主と、それを見ながらもっと食えと思っている月島。
あまりに幸せそうに食べる夢主を見ているのが楽しかったので、帰宅してからネットでスイーツを検索してしまった月島。
太ったら捨てられるかも、とダイエットを始めたら、食事量からバレてしまい、「倒れたりしたら面倒だから、普通に食べてくれる? あんまり手間かけさせないでよね。それとも、僕に食べさせてほしいワケ?」と煽ってくる月島。
慌てて否定すると、逆に調子に乗って自分の弁当を「ほら、あーん。」と食べさせようとしてくる月島。それを見せつけられている山口。
自分もがんばってカノジョ作って、月島が夢主と過ごす二人きりの時間を増やしてあげたいと思う一方で、自分のスペックに絶望を隠せない山口。
夢主のリップクリームの色がいつもと違うことに気付いたけど、自分の口から「リップ」という単語が出る事に抵抗を感じてしまって話題にできない月島。「もしかしてリップクリームの色違う?」とウッカリ先に言ってしまう山口。
嬉しそうに、山口に新しいリップクリームの話をする夢主を見て、気付いてたし、とも言えずに不機嫌になるしかない彼氏の月島。
珍しくマウントをとるチャンスだと思って、「誰かさんは気付かなかったみたいだけどね〜」とニヤニヤしながら見たら、「そんなに唇見て欲しいの?」と煽られて撃沈する夢主。それをみてようやく溜飲が下がる月島。とばっちりを受けてただのエロい人みたいなことになってしまう山口。
誕生日は絶対にお祝いしたいけれど、いつなのか訊いても教えてくれそうにないので更にしつこく訊いたら「もう終わった」と嘘をつく月島。どうせ山口から情報がダダ洩れなことを知っているし、変に気を遣われたくないだけ。
何かプレゼントを用意したいけれど、どうしたらいいか分からず結局何度も山口に相談する羽目になる夢主と、コソコソやっている二人を見て、事情を察しながらもあからさまに不機嫌になる月島。我慢できなくなって、二人が相談しているところに割って入り、「そういうの、別にいらないから。」と言ってしまう月島。
あきらめて、本人に直接「プレゼントは何がいい?」と訊いてみたら、「いらない。」と即答されてしまい、もはや意地になって「なんでもいいよ!」と言ってちょっと後悔したところで、「ふぅん、何でもねぇ。」とニヤニヤされてガチ目の後悔をする夢主。別に企みがあるわけではなくて、狼狽する夢主をただ見たいだけの月島。
お小遣いの範囲内で、私にできる範囲のことで、と委縮し始めたら、「そうだ。僕の代わりにケーキ食べてよ。親が買ってきちゃうんだけど、正直そんなにケーキって好きじゃないから、食べたくないんだよね。」と嘘をついてまでさり気なく自宅デートを取り付けてきて、内心ではスイーツを食べる夢主も見れるので一石三鳥の名案だなと自分を褒めたくなっている月島。
ケーキが苦手と覚えていたのでお祝い事の時は甘いもの以外で、と努力する夢主と、ご存知の通り普通にショートケーキが好きな月島。
「こういうの好きでしょ」と好きな感じのお菓子を渡してきたので素直に受け取って食べようとした時、表情一つ変えずにこちらをガン見してくる月島。毒でも入っているのでは、と心配になる夢主。ツッキーが餌付けしている、とそれを見守る山口。
月島がお菓子をくれると、「太るよ?」の笑顔を思い出してしまって反射的に嫌がらせだと認識してしまう夢主と、自分の見たいものの為につい余計にお菓子を買ってしまう月島。
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