まるマ

『架ける、想い』:コンラート&ヨザック

「はい、コン、ヨザック」
「お、さーんきゅ!お嬢」
「悪いな、毎年」
「2人には世話にもなってるしな、その礼も兼ねてる」
「…んでさ、お嬢」
「俺達からなまえに渡したいものがあるんだけど」
「何だ?」

―――バサッ

「う、わ…!なんだこれ、バラの花束?!」
「隊長から男から女に贈り物することもある、って聞いてさ」
「菓子を渡すことも考えたんだけどな、花も好きだったことを思い出したから」
「いや、うん…好きだけど、…すごいなぁ、こんな立派な花束は初めてもらったぞ。ありがとう、2人共」
「でもこれだけじゃ終わんないんだなぁ〜」
「は?まだ何かあるのか?これだけでも十分なんだが…」
「なまえ、こっちに来て。俺とヨザの間」
「え、ちょ、なにするんだ―――」

―――チュ、

「俺と隊長からの贈り物、第二だーん♪」
「こっちの発案はヨザなんだ。……なまえ?」
「も、…お前達は大馬鹿者だろう!!!」
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