まるマ
▼ まるマ長編『架ける、想い』:主従トリオ
「おー、これだけ集まると壮観だなぁ…!」
「この催しは母上が女王だった時も、盛大に行われていましたから」
「ツェリ様はこういうの大好きな御方だったしね…あ、ユーリ。仮面を外したらダメだって」
「あ、ごめんなまえ。…でもやっぱ見えづらいんだよ、これつけてると」
「気持ちはわかるけど、そういうものだから我慢して。ね、陛下」
「……陛下って言うな、名付け親。つーか、子供扱いも禁止!!」
「あはは、すみません。つい」
「つい、で子供扱い…?!」
「ユーリ、何か食べるか?飲み物も料理も取ってくるぞ」
「ありがと。でも俺も行くよ、仮面つけてたらわかんないだろ?」
「ええ、まぁ…それに今日ばかりは身分関係なく、というものですから」
「じゃあやっぱ俺も一緒に行く!」
「それにしても…こっちにもハロウィンがあるのにはビックリしたけど、地球とは全然違うんだな」
「元々、眞魔国にはそのはろうぃんとやらはないぞ?ユーリ」
「えっないの?!」
「俺が持ち込んだんですよ、そしたらいつの間にかこうなってしまって…」
「……どゆこと?」
「コンの説明がマズかったのか何なのか、何故か仮面をつけてパーティーをするという風にツェリ様が解釈したらしい。…それでこれ。」
「どっちかっつーとこれはマスカレード……」
ハロウィンがマスカレードになった眞魔国。何て仮面舞踏会。
でもきっと、眞魔国にはハロウィンもマスカレードもないよね。うん。
ちなみに、この日ばかりは有利は学生服封印中。夢主はドレスではなく、タキシード着てます。女性にめちゃモテ。
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