ツバサ
▼ ツバサ長編『水に揺蕩う恋』:小狼一行
「ハッピーハロウィン!」
「…はっぴーでも何でもねぇよ、何だこれは!」
「何言ってるの、黒様。ハロウィンと言ったら仮装でしょー?」
「はろ、…?」
「はいモコ、黒鋼くんにご説明〜」
「任されたっ!」(しゅたっ)
毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。(出典:wikipedia)
「よくわからん。」
「まぁ、つまりは仮装して楽しみましょうねってことだよ」
「端的過ぎねぇか?」
「それにちょっと違う気もするけど、楽しむことには賛成かなぁ。オレ」
「しかし、この衣装はどうしたんだ?なまえ」
「うん?僕が夜なべして作ったの。なかなかいい出来でしょ?」
「は?作ったのか?お前が?!」
「そうだよー!せっかくだし、全員で何かしたいじゃん」
「すごいな…細部までよくできてる」
「でしょ?!さっすがシャオ!」
「小僧、この女を褒めるな!調子に乗る!!」
「はいはい、黒様落ち着いてー。かぼちゃのモンブランだよ♪」
(黒鋼の口に突っ込む)
「むぐっ!」
「ファイ、モコナも欲しい!」
「いいよ〜、はいどうぞ」
「わーい!」
「貴方も器用なんだな…」
「ファイくんのお菓子って美味しいよねぇ」
ちなみに…小狼くんはチェシャ猫、黒鋼さんは狼男、ファイとモコナは吸血鬼、夢主は魔女っ娘です。
夢主お手製の細部までこだわった一品。
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