座談会D


21 大好物
「えっき、決めらんねぇ…!」
「大好物ねぇ………あ、香ちゃんの作った煮物」
「あら、嬉しい。私は甘いものかな」
「マヨネーズ」
「……え?それマジですか三蔵様」
「何だ、文句でもあんのか」
「いえ、ないですけど………マヨネーズ…?」
「香鈴、気にしたら負けです」


22 煙草について
「(チラッ)ヘビースモーカーが2人もいるので、今更何も言いませんけど…控えてもらえると助かりますよね」
「煙いだけだしな」
「うっせ。お前も一回吸ってみ?意外とクセになるかもしんねーぞ」
「悟浄、無理に勧めるのはよくありませんよ。そうでなくとも悟空は未成年なんですから」
「……身体にはよくありませんけど、」
「あ?」
「火をつける瞬間とか、煙草を吸ってる姿ってカッコイイっていつも思います」
「ゴホッ!」
「何でむせてるんですか三蔵様?!」
「てめぇが変なこと言うからだろうがっ!!(スパーンッ!!)」
「いったぁあああ?!」
「三蔵、照れてるな」
「照れてますね」
「照れたから八つ当たりしてんだな」


23 優しい嘘の是非
「優しい嘘ってどんなんだ?」
「そうだなぁ…相手を傷つけない・心配させない為につく嘘が優しい嘘―――かな」
「けどよ、それって結局は受け取る側がどう思うかってことによらねぇ?嫌だ、って思っちまったら優しいもクソもねーじゃん」
「んなのついた所ですぐバレちまうんだ、無駄だろう」
「…三蔵は少しオブラートに包むってことを覚えた方がいいんじゃないですか?」
「あはは…でも遠まわしに言う三蔵様って想像つかない」
「「あ、それは言えてる」」
「ほう…お前ら3人、そこに並べ(チャキ)」
「「「すみませんでした」」」
「よく墓穴を掘りますねぇ」


24 理想のデートプラン
「これは香ちゃんに聞いてみたいんだけど」
「え?何で私ですか?」
「女性ってこういうものに憧れ抱いてること多くありません?」
「はいはーいっ!俺、食い歩きしまくりたいっ!」
「何で悟空が答えてんだよ!俺ァ香ちゃんに聞いてんの」
「理想のデートって言われても…そもそもデートってどういうことするんです?」
「…したことねぇのか」
「そういうのは無縁でしたよ、皆さんも知ってるでしょう」
「うーん…じゃあ、好きになった相手と行ってみたい所とかあります?」
「好きになった方と一緒なら、何処でも楽しいと思いますよ?」
「―――…香鈴のこういう所、すっげーズルいと思う」
「猿にどうかーん」
「てめぇらと一緒なのは気に食わんが、同意してやる」
「いやぁ、意外と天然ですよねぇ香鈴って」
「え、…え?」


25 言わせてみたい台詞
「香ちゃん、ちょっと耳貸して」
「何ですか、悟浄くん」
「(ごにょごにょ)―――…って言ってみ?」
「えええ…?それ、絶対冷たい目で見られません?」
「だいじょーぶだって!俺が保証してやっからよ」

「あいつらはコソコソと何をやってんだ」
「さあ…悟浄が変なこと吹き込んでないといいんですけど」
「それさあ、悟浄相手じゃ無理じゃね?あ、香鈴戻ってきた」
「あ、…あの八戒くん、」
「はい?」
「えっとですね、あの……お、…お風呂にする?ご飯にする?そ、れともわ、私にしますか?!」
「?!!(ビシッ)」
「ぶっ!」
「え?!」
「…………悟浄、ちょっとあちらでお話ししましょうか」
「ひっ?!」
「うわぁ…悟浄、ご愁傷様。でも自業自得」
「てめぇもなに素直に言ってんだよ!バカなのかアホなのか!!!(スッパアアアァアアンッ!!)」
「い、〜〜〜〜〜っ?!!」
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