しかし彼女を主人公の立ち位置を据えるつもりはない。何故なら、彼女は
であるならば、この物語の主人公に相応しいのは誰なのか。
それは彼女に振り回されて次第に歪んでいく者だ。よって「世界の断片が、世界の中心を観た物語」と言い変えることも出来るが、それでは意味がない。何故なら、これは「彼女が生きた証」でもあるのだから。
彼女の「備忘録」であり「成長記録」も兼ねているとすれば、そこには当人が居るべきだろう。
であるならば。幸せな結末へ向かうにはどうするか。
登場人物が歪である分、内容を
そのような前例も、成功した事例も聞いたことはないが、前人未到とは常にそういう状況下でこそ起こるものである。
そう考えた