各種族


【人族】

・繁殖力は程々に優れ、数多のことを凡庸に熟す力を持つ種族
・魔力を持つ者は五分の一ほどで、魔力の量はそれぞれによって差がある
・魔力を多く持つ者ほど老化現象が遅れて長寿になる
・寿命は50〜80代


【獣人族】

・体の一部に獣の姿を持つ種族
・武力に秀で、飛び抜けて繁殖力に優れているが、魔法の系統は向いていない
・短命で、60代までが寿命


【妖精族】

・エルフ、ドワーフ、ホビットといった魔法に馴染み深い特殊な種族
・どの妖精族も精霊を信仰し、力を貸し合い、共存している
・人族や獣人族と交わった妖精族の子供は亜族となり、平均寿命が極端に下がる
・火、水、風、地といった属性を満遍なく使いこなせるが、複合属性は使えない
・混沌の精霊は光属性または闇属性を持たなければ契約できないという理由が大きい


【エルフ】

・顔立ちが整っている者が多く、耳は細長く先が尖っている
・精霊魔法に長け、弓の取り扱いに優れているが、剣などの攻撃力や防御力が低い
・ハーフエルフや褐色の肌を持つダークエルフは亜族に分類される
・精霊魔法を使えない代わりに純粋なエルフより戦闘向きで、細身の剣や槍が得意
・エルフの寿命は最長800代、ダークエルフは700代、ハーフエルフは100代


【ドワーフ】

・背が低く筋骨隆々であり、男は髭が長く、女は恰幅が良く、耳は細長く先が丸い
・頑丈であるため攻撃力と防御力が高く、属性の中では火と地属性の耐性が特に高い
・鍛冶職人であり、精度に関しては人族や獣人族より遥かに勝る
・寿命は200〜300代


【ホビット】

・ホビットは人族の十代前半の子供と同じか、それより背が低い
・酒と歌と踊りと自然を好み、集落で祝い事があると総出で宴会を開く
・集落から出る機会は少なく、旅に出る者もほとんどいない
・妖精族の中では最弱の部類だが、手先が器用で高い工芸的な技術力を有する
・秘伝とされる酒類の製造や民族的な工芸品を独自で編み出すほど柔軟な頭脳を持つ
・寿命は600〜900代


【古代族】

・世界を混乱に陥れようとする魔王を討つために、神によって創られた種族
・姿形は人族と変わらないが、体の一部に神と同じ若しくは似ているものを持つ
・膨大な魔力を持ち、古代語による古代魔法が得意で、神力を有する
・他種族と違い、一定まで成長すると魔力の影響で老化現象が止まる
・古代族と知られないために、定期的に住む場所を変えなければならない
・各地に存在した痕跡である遺跡が発見されているが、滅亡したと言われている
・天命を全うすると『楽園』に行き、後悔を持って死ぬと転生すると伝承にある
・寿命は1000代〜2000代


【魔族】

・魔神が創り出した魔的能力が高い種族
・穏やかな者から気性が荒い者まで幅が広く、体の一部に特徴がある者もいる
・独立した力を持つ魔王は危険思想を持ち、自分の種族以外は虫けらのように屠る
・寿命は古代人と同じくらい長く、死ねば竜神と同じく世界に還る