ようこそ忍術学園へ
ぐつぐつと煮えたぎる釜の中でぐるぐるとかき混ぜられている様な不快感が、少ししてふわふわと体が浮かんでいる様な感覚になっていくのを感じる。ああ、熱があるなぁとぼんやりとした頭で思って自分の意識が浮上してきていることに気がつく。
重たい瞼をゆっくりと開けて見た先には木目の天井が映った。
「(………どこだろう……?)」
自室も木目の天井だけど模様が違う天井に自分が家ではないどこかにいることは正常に働いてない頭でも理解できた。こうなる前は何をしていたんだっけ?と、ふわふわする頭で学校から帰る道を順に辿っていく。