初めてのデート
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「明日、デートしよか?」
それは昨日の夜、寝る前に突然言われたセリフ。
「もちろん、これは指にしてや」
その時彼が触れた指輪は
言われた通り薬指におさまっている。
(二人で指輪して出かけるのって初めてだ…)
そして、ハンドルを握る彼の左手にある指輪を
横目で確認した水夏は改めて照れた。
(むしろデートが初めてだ…(//∀//))
「何や、ご機嫌さんやな?」
「ぅえっ!?」
突然話しかけられて思わず声が上ずってしまう。
「そ、そんな事な ─── 」
「そうなん?俺は楽しみやったけどなぁ?」
「─── い、事もないけど…」
「‥‥」
「‥‥ ( ;-艸-)」
何も言われないのは居たたまれない。
耐えられなくて両手で顔を覆うと声が聞こえた。
「楽しみやった?」
「…ウン」
頷くだけの返事だけをしてチラリと見ると
侑希は満足そうに笑っていた。
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