ギルバードというひと

2022/05/05



誰にでも、戻りたくても戻れない過去がある。消したくても消えない想いがある。


幼い頃に目の前で両親を失い、シャノンの父親に拾われて生き延びた少年のお話。戻れない故郷に想いを馳せて、ずっと後悔しながら生きてます。

何回か言ってる気がするけど、ずっと首から下げてるのは親の形見の指輪。描き込みが雑でただの輪っかになってるのは奏汰のせい。







何度も何度も追憶して、何度も傷が花開く。
それでも、君が今できる一番の親孝行は追悼でも報復でもない。君が今を笑顔で生きることなんだよ。知ってた?



この創作全体的に言えることでもあるけど、この絵のテーマは“家族”。
今の彼にとっての家族、って考えると、距離感も含めてこうだなと。お互いに知らないことや隠してることが多いせいか、まだちょっとリルドとは遠い感じがする。


本当はこの2枚横に並べて描いてたので横に並べた状態で載せたかったんだけど、あまりに顔が潰れるので断念しました。心の目で横に並べて見てください。
ちっちゃい頃のギルめちゃ久しぶりに描いたけど可愛いな。