路地裏の部屋より

2022/05/15



互いに過去を知らぬまま、思い出話に花が咲く。


「ちょっと抜けてるくらいの方が可愛いでしょ〜」
「お前のそれは抜けてるんじゃなくて根本的にできてないだけだろ」
「ギル足組むなって、狭いんだから!」




ずーーーーーっとちゃんと描きたかった、うちの看板三人衆です。君らのその姿が見たかった。


ギルバードとリルドが暮らしている部屋なので、ちょっと雑多な感じにしたいなと思って色々と小物で遊んでみました。生活感が欲しくて苦戦。

部屋のイメージとしては、6畳ワンルームにベッドふたつ置いて、空いた残りのスペースにどこかから貰ってきた1.5人掛けくらいの微妙なサイズのソファをねじ込んでる感じです。
二人で座るもんじゃないから、シャノンが遊びにきたら大概こうなるか誰かベッドで寝てる。
なお、床が腐りかけなので土足厳禁。靴で歩くと床に穴が空く。

壁の押しピンは完全に誰かが遊んだ痕跡です。
謎のぬいぐるみはリートのばらまきによりお迎えされたくま。多分他にも何匹かいます。リルドが貰ってきたのかギルバードが貰ってきたのかが気になるところ。ギルバードが仏頂面でこれ連れて帰ってきてるの想像すると、それはそれで可愛いような……???



今回は素材やテクスチャブラシなどの諸々を使わずに、全て手書きでチャレンジ。木目とか小物の柄とか全部…こんなところでしか言うところないから言わせてください、大変だったよ…でも絨毯の柄は楽しかったよ…
でも、手を加えた分だけ景色が意味を持って、見たい世界がちょっとずつ現れてくる楽しさは何物にも変え難い。なのでやめられません。