2023/06/18(Sun)

お返事

6/14、オアシスを聴いてくださった方へ、追記にて!


以下、独り言。
というか、最近見た映画の話。
読み飛ばしても大丈夫です。

何も更新してないね!?!!
色んな話を掻い摘んで、ちょいちょい書くものの完成が遠いです。
すみません!!


この前見た『aftersun/アフターサン』が心の柔い部分に刺さって、ふとした瞬間に色々と思い出して泣きそうになってます。
夏が来る前に見てよかった……
劇中でブラーのTenderが流れ、クイーンとデヴィッド・ボウイのUnder Pressureが流れ、この2曲を聴く度にアフターサンを思い出して、また泣くループに突入してます。
超個人的な、他人が聞いたら、別にそこまで感動する話か?みたいな過去の思い出、自分にしかない記憶を、まざまざと思い出させる。
日焼け(アフターサン)止めを塗る度に、この映画のことを考えてしまう、そんな映画でした。

1972年の戯曲を元に作られたファスビンダー監督の『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』のリメイクである、フランソワ・オゾン監督の『苦い涙』は、良くも悪くもフランソワ・オゾンの世界観が広がってましたね。
あのアパルトメントの一室にある美術品の数々に、こういうの、こういうの好きだよね〜〜私も好き〜〜〜〜となるなど。
美しい男の裸体に蛇を纏わせた絵(シュットゥックの『官能』のパロディだと思う)や、聖セバスチャンのパロディの絵画(三島由紀夫もやってたね……)などなど、刺さる人には刺さるヤツが溢れてました。
あんな部屋に住みたい。
ただ『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』を超えることはないかなぁ……とも思ったり。

ついに『探偵マーロウ』を見てしまいました。
軽やかな会話の応酬と、愛と、殺人と、和解。
ミステリーじゃなくてルノワール。
ルノワールを見に、映画館へ行ったんだ!!
何もかもが最高だった。
フィリップ・マーロウらしく、いつもの緩い会話でやり過ごすのかな〜とか思った瞬間、リーアム・ニーソンが相手の顔面を掴んでテーブルだとかに叩きつけるもんだから、フィリップ・マーロウって、こんなキャラだったっけ????
めっちゃ暴力…!!
暴力が全てを解決する…!!!!
みたいなシーンが割とあって楽しかったです(笑)
拳銃ではなく機関銃を選べ…!!
全体的に黄身がかった感じの映像が最高でした。
1930年代のロサンゼルス、ハリウッドのきらびやかな世界を舞台に、タフで孤独なジェントルマンが恋愛より友情に重きを置いてる設定、ハマらないわけがないよね。
終盤、青いネオンが光るクラブの部屋で拷問されそうになるアラン・カミングもめっちゃ好きです。
クソ野郎が全員もれなく死ぬので嬉しい。
ちなみにリーアム・ニーソン版マーロウは猫を飼ってなかったです。
It’s OK with me.
エリオット・グールドが演じるフィリップ・マーロウが一番好きですが、リーアム・ニーソンは酸いも甘いも経験したあとの余裕というか、貫禄があって、それはそれで好きです。
もちろんハンフリー・ボガートのマーロウも好きですが(結局、全部好きなんじゃん……)。
ウイスキーとタバコと刹那的な友情が最高に似合うフィリップ・マーロウ、好きにならないわけがない。
これで猫を飼ってたら完全にリーアム・ニーソン版のフィリップ・マーロウに惚れてた。
危ない所だった…………
久しぶりに村上春樹が翻訳した『ロング・グッドバイ』を読み直してますが、フィリップ・マーロウとテリー・レノックスって、めちゃめちゃグレート・ギャツビーだね!?
フィリップ・マーロウがニック・キャラウェイで、テリー・レノックスがジェイ・ギャツビーだ。
気になっていた男と次第に仲良くなって、友人と呼べるようになり、最後にはお別れをする。
車と酒と女についてのマーロウの考え方に惚れるしかない……

『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』
好きだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
毎日、毎時間、なんなら毎分テレビでクローネンバーグを浴びてたいな……
と思うくらいにはビデオドロームに毒されてます。
スキャナーズ、ザ・フライ、イースタン・プロミス、コズモポリス、ビデオドローム、今まで見てきたクローネンバーグ作品、全部好きです。
そろそろ裸のランチが見たいです。
クローネンバーグ監督、ネットカフェもVRもない時代にビデオドロームを撮ったの、科学的な先見の明がありすぎる。
何より、その科学の力を悪用したら最悪な結果になるってことを想像出来たことが凄い。
主人公のマックスがリムジンに乗ってるシーンを見て、コズモポリスでもやってたやつじゃん!!!
ってテンション上がりました。
クローネンバーグ監督、自分の性癖にめちゃめちゃ素直な人ですね。
ビデオドロームでもちゃんと人気のない寂れた工場みたいな場所が出てきて嬉しくなりました。
衛生を受信(?)するデカい機材と、それを修理するメガネかけたナードっぽい服装の男が出てきて、シンバル持った猿のおもちゃみたいに心の中で暴れてました。
好きです…………
マックスの顔がいい。
でもやっぱり最後はぐちゃぐちゃにするんですよね(クローネンバーグのお約束)。
セックスシーンが最高〜〜〜〜〜〜な映画だったなぁ…………
今まで見てきたどんな映画のセックスシーンより良かった……
セックスしながら男が女の耳にピアスの穴を開けるシチュエーション、オタクが好きなやつだから。
ビデオドロームに死を!!
新人類よ永遠なれ!!


追記にてお返事です!!




こちらこそ、聴いてくださってありがとうございます!!!!!
めっっっっちゃ嬉しい……😭😭😭
メッセージを読んだとき嬉しすぎて飛び跳ねてガッツポーズしました!!
CDは1stから順番に聞いていくのが、やっぱりオススメなのですが、これぞオアシスの名曲!を集めたコンピレーション・アルバム『Stop The Clocks』も良いかと…!!
オアシスの良いとこ取りが出来ます(笑)
ノエル、リアム、それぞれソロのライブに行ったことありますよ〜✌️
あとサマーソニックでもノエルとリアム、それぞれ見ました。
やっぱり生で見るとカッコ良さが段違いですね……
存在感がすごいのと、周りのファンとのシンガロングが楽しいです(笑)
12月のノエルは大阪に行く予定です!!
ノエルの新譜『Council Skies』のツアーなので、やっぱり新譜に入ってる曲がメインかと思います。
(Pretty Boyめちゃ好きです!!)
ノエルにしろリアムにしろ、ソロになってからは基本的にツアーのメインになってるアルバムの曲を主軸に、ソロ曲しかしないのですが、たま〜〜に(彼らの気分が良いとき)アンコールでオアシスのDon't Looking Back In AngerやWonderwallを観客全員に歌わせたりします(笑)
今年のサマソニはチケットが完売してしまったので、夏にリアムを見れないのが悔しいところ……
90年代当時、オアシスのライバル的存在だったブラーも参加とのことで、めちゃくちゃ楽しみにしてたのですが仕方ないですね……(´・_・`)
90年代は『オアシスVSブラー』とまで新聞に載ったほど、イギリス中がオアシスとブラーに熱中し、更にはオアシス派かブラー派かで、よく揉めてました(笑)
(第三にスウェード派の人もいました……)
今はもう、それぞれ仲直りしたみたいですが、当時はファンだけでなくオアシスとブラーのメンバー同士も仲が悪かったり……
検索すると、面白いエピソードが山のように出てきます。
ギャラガー兄弟は360度、どの方向にも中指立ててました(笑)
ネブワースのライブ以降は兄弟喧嘩も激しくなり、オアシスは解散……
ノエルはソロで、残りのメンバーでBeady Eyeを結成するも、ビーディー・アイも2014年に解散。
今ではなかったことにすらなってます(´・_・`)
かっこいい曲が沢山あるので、よければ……
ノエルとリアムは今でも世界を巻き込んだ兄弟喧嘩を続けてますね〜!
NMEやロッキング・オンでよく取り上げられてます(笑)
児島由紀子の「ロンドン通信」の記事はどれも面白くて好きです!
オアシスの伝説的ライブの映像をまとめた映画『オアシス:ネブワース1996』もオススメしたいです……
ノエル、リアムだけでなく、オアシス全体が絶頂に居たころなので、お時間があるときにでも是非。
リアムは割と映画に力を入れてるのか、何本かオアシスやソロのドキュメンタリー映画があります。
『オアシス:スーパーソニック』ではバンド結成からネブワースまでを描いたオアシス全盛期を(ギャラガー兄弟の仲が良い頃をいっぱい見れます。めっちゃ可愛い……)、『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』と『リアム・ギャラガー ネブワース22』では最近のソロのライブやインタビューを見ることが出来ます。
ノエルは、どちらかというとミュージックビデオの方に力を入れてるのか、それぞれ、どのMVも超カッコイイです。
オアシス、ビーディー・アイ、ソロ、それぞれ違った魅力があるので、自分のペースで、眉毛兄弟に沼っていただければと思います……
長々と語ってしまい申し訳ありません!!!!!
拍手メッセージ、本当にありがとうございました😭😭🙏🙏🙏

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