ペペが見つかったので校舎側を探してくれていた残りの2人と合流する。
「まぁ!良かったわね。
無事出会えて」
藤崎先輩は柔らかく微笑む。
隣のてまりちゃんもニコニコしていた。
「一件落着!
バッチリだな!」
相馬先輩は快活にそう言った。
皆、放課後まで付き合わせてしまったのに、嫌な顔一つしていない。
ややは深く頭を下げた。
「ありがとう、付き合ってくれて。
おかげで見つかりました!
あっ、ほら。ペペちゃんも!」
『な、なんか知らないけどメーワクかけたみたいっちゅね。ごめんでちゅ』
2人してぺこーっとしてると、辺里先輩が慌てた様子で、
「あ、良いよ。そんな。
生徒のために働くのがガーディアンの
仕事だからね」
ちょっと感動した。
「ガーディアンって、凄いね!」
素直にそう言うと、
「おおっ、じゃあ入るか!?」
相馬先輩がすかさず勧誘にくる。
――ガーディアン…かぁ。
考え込む。
やや自身は入ってみても良いと思っている。
キャラ持ちの人の集まりなら、
万が一ややのもう1人のしゅごキャラ――リラの力と触れ合っても、ココロのたまごが壊れる事は無い、筈なのだ。
いつもいつも、人とは距離を置いて接してきた。
特別仲の良い子も作らないようにしてきた。
もう誰も壊したくはないから。
でも、ココなら。
ここならば、誰も傷つけないで済むだろうか。
ああ、でも。
「ええっと、家の人にも聞かないと分かんないけど…。入りたいな。また明日連絡しても良い?」
おじさんとおばさんに許可をもらわないと。
「わかった、じゃあ、明日の放課後。
ロイヤルガーデンで待ってるよ」
「よっしゃ、良い返事期待してるぜ!」
→
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