そして時間は過ぎ、放課後。



飛びすぎかもしれないけど、ここまでのところに特筆するべきことはなかった。



強いて言うならなんとかギリギリ遅刻は免れた。



――リラ〜ありがとう。

やはり持つべきはよくできたしゅごキャラっ。



と、家にいるはずのリラに念を送り。



さて。



ややは今、ロイヤルガーデンの前に立っている。



その透明なガラス張りの豪華な建物の中には色とりどりの花が咲き乱れ

ているのが見える。



世界広しといえど小学校の生徒会如きにこんなしゃれおつな場所を提供しちゃう学校は聖夜小くらいなのではないだろうか?



前々から思ってたけどこの学校。

そんなに学費が高いわけでもないのに(おばさん情報)、ちょっとお金の掛かり方おかしくないかな。



絶対赤字経営だよこんなの。



この学校、金持ちの経営者が趣味でやってる感半端ない。



そんな感想をぺぺに告げる。



そうしたらこの件に関してぺぺさんは

このようにまとめた。



『闇を感じるでちゅ』



閑話休題。





おふざけはここまでにしてロイヤルガーデン内に入ろう。



「おじゃまします」



最初に感じたのは、ごぽごぽという水音。



音源に目を向けると、小さな噴水?みたいなところから部屋に張り巡らせた

水路に水が供給されていた。



この学校どこを目指してるんだろう…と遠い目になりながら歩を進める。



「あ、結木さん!」



ややが入ってきたのに気付き、辺里先輩が声をかけてくる。



金色の髪に陽の光が反射して綺麗だ。



談笑していたほかのガーディアンもこちらを向いた。



「こ、こんにちは」



「待ってたぜ。まあ、座れよ」



相馬先輩に勧められるままに椅子に座る。



「いらっしゃい。今日のおやつはマカロンなの。よかったらどうぞ。

紅茶でいいかしら、ミルクは入れる?」



藤咲先輩はお菓子を手ににこにこしている……あ、あのパッケージは。



テレビでやってた高級なお菓子だ。



密かに憧れてたやつだ。



「えっと、ありがとう。

ミルクいらない……マカロンは貰ってもいい?』



『ペペにはミルクオンリーで頼むでちゅ』



「ふふ、ちょっと待っててね」



しばらくして。



欲望に素直なややと他しゅごキャラ1名に望むものが行き渡った。





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