※キメツ学園捏造
大正時代の記憶と混沌する描写あります、
前世の想いと今世の想いに向き合う物語です。

は全て大人向けのお話になります。
18歳以下の方はご遠慮下さい。
パスワードは全て「1」になります

※他目線につきまして
本編ネタバレ等含みますので、
本編を読んで頂いてからをお勧め致します。






以下短歌説明です
読まなくても支障ありません。





『 きみにより 思ひならひぬ 世の中の
人はこれをや 恋といふらむ 』

あなたによって人を想うことを学びました。
世の中の人はこれを恋というのでしょう。


『 しのぶれど 色に出にけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで 』

誰にも言っていない恋だったのに
顔色に出てしまっていたようです。
恋の悩みがあるのですかと聞かれるほどに。


『 思へども なほぞあやしき 逢ふことの
なかりし昔 いかでへつらむ 』

あなたを恋しく思っていると、あなたに会う前は
どんな気持ちで過ごしていたのか不思議に思われます。


『 思いつつ 寝ればや人の 見えつらむ 
夢と知りせば さめざらましを 』

恋しい人を思いながら寝たので夢に現れたのでしょう。
夢だとわかっていたならば覚めなかったのに。


『 忘れじの 行く末までは 難ければ
今日を限りの 命ともがな 』

いつまでも忘れないということが
将来まで変わらないのは難しいでしょう。
だからその言葉を聞いた幸せな今日、
命が尽きてしまえばいいのに。


『 かくとだに えやはいぶきの さしも草
さしも知らじな もゆる思ひを 』

こんなにもあなたに恋をしているなんてとても言えません。
伊吹山のさしも草ではないけれど、
この燃える想いをご存知ないでしょう。


『 陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり誰故に
乱れそめにし 我ならなくに 』

しのぶもぢずりの乱れ模様のように
僕の心が乱れ始めたのは誰のせいでしょう。
私のせいではないのに(あなたのせいです)。


『やすらはで寝なましものをさ夜ふけて
傾ぶくまでの月をみしかな』
もう あの方が来ないと諦めて寝てしまえば良かったのに、
夜が更け月が西の空に傾く明け方まで、
月をながめておりました。


『あらざらむ この世のほか 思ひ出に
いまひとたびの あふこともがな』

私はもうすぐ死んでしまうでしょう。
この世の思い出に、もう一度だけあなたに
お会いできたらいいのに。


『明日香河 淵は瀬になる 世なりとも
思ひそめてむ 人は忘れじ』

 飛鳥川の淵が一日で瀬になってしまうように、
何もかもが変わりやすい世の中です。
ですが、一度この人をと愛しはじめた人を、
私は決して忘れたりはしないでしょう。



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痺莫