06

あの日の“横断歩道”。横断歩道の脇に花束やお菓子がたくさんある……肩より少し長い黒髪で、制服を着た少女がそれを見つめている。

「…………………」

少女の瞳は、赤く腫れ涙が溢れている。
少しすると、少女は涙を制服の袖で拭いた。

「私は、もう一度...あなたに逢いたい……!!」

少女は胸の前で祈るように手を組んで祈る。

「…優雅に逢いたい!!」







これが
この物語の

  “はじまり”


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