V

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「珍しいな。この廻間にいて消えねぇなんて…」


どこからか、声がきこえた。



たぶん、男の声?

でも、どこか...神々しいような…私の心を惹き付ける・・・



不思議な“音”





「フッ...この俺を欲っするか、おもしろい」




すると、暗闇に一瞬にして現れた“銀色のオオカミ”


その姿は、暗闇に光り耀き、また“悪”でもあるような...

不思議な“存在”





「俺の姿を見ても驚かないのか...」



さっきの声は
この“銀色のオオカミ”らしい



驚かないも何も...

私は四神の1つ、青龍の巫女だった...



「フッ...青龍の巫女ねぇ...何処の世界かは知らねぇが、其れなりの霊力だか神力だかを持っているわけだ」





え...?
私は今、しゃべっただろうか...



「何だ、気付いてねぇのか...」





何??

どういう意味?

何で笑うの!?



「お前には、肉体がない。お前は今、魂とか心だけの存在だ。」




たましい?


...肉体が、な..い?


私は、瞳を動かして自分を見る...
...が...何もミエナイ・・・・・


何かが、私の中で...


ーーーコワレテイク



「何だ。案外 脆いな」


“銀色のオオカミ”が
見えなくなっていく



「.....」



声が、遠くなって逝く・・・・・

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