見送るだけの自分に、嫌気が差すことはままある。そういう時はこうして、縁側で夜風に当たりにくるのだ。そこでよく出会うのが、薬研くんだ。ふと思い立って尋ねてみる。「薬研くんは私が主でいいんですか?」薬研くんは何を今更、とでも言うように微笑んだ。「愛してるぜ、大将」
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