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神竜とその一行がソラネルで戦いの疲れを癒している間、なまえは冒険友達のアンバーと一緒に冒険に出掛けていた。
日帰りのつもりが道に迷ったせいでソラネルには帰れず、アンバーと野宿することになり、毛布なしでは眠れずに困ってしまった。しかし、グレゴリーが毛布を修繕してくれた日に贈ってくれたふわふわのキタニャッコのぬいぐるみを抱くと、安心して眠ることができた。

なまえはアンバーと共に朝のうちにソラネルに帰還し、真っ先にグレゴリーに御礼を伝えようと思い探していると、エントランスにグレゴリーの姿があった。

「グレゴリー!」

なまえは冒険で疲れていたが、グレゴリーを一目みた瞬間に力が漲って元気よく走り寄って行く。

「なまえ!無事に戻って来れたんだな?どこか怪我はないか?」

グレゴリーは慌てたようになまえの頭からつま先までを点検するように目を走らせる。いつかなまえの怪我の心配をして走り寄ってくれたグレゴリーの姿と重なり、なまえはふっと笑みを溢す。

「ちょっとあちこち擦りむいちゃったけど、傷薬で治ったから大丈夫だよ。それより、グレゴリーに御礼を言いたくて」

「礼なんか言われるようなことしたか?」

「してくれたよ。ぬいぐるみ、ありがとね。野宿する時不安だったけど、キタニャッコのふわふわぬいぐるみ抱いたら安心して眠れたの」

「本当か?あの毛布の代わりになれたなら嬉しいもんだな」

「ぬいぐるみ大切にするね。あとね、高原にしか咲かない花を摘んできたの。何日か乾燥させたら一緒に匂い袋作らない?」

「ああ、興味はあるが……なまえはよく冒険に行くのか?なまえが朝からずっといねえから、神竜様に聞いたらアンバーとまた冒険に行ったって言ってて……いつものことだって神竜様は笑っていたが、そうなのか?」

「うん。冒険とか散策が好きでアンバーとかパネトネとかと一緒に行くよ。怖いもの苦手だけど、この前は曰く付きのお屋敷に行ったら凄く怖くて失神しちゃった。でも楽しかったな」

「失神したのかよ!なんか心配だな……次行く時は俺にも声をかけてくれ」

「グレゴリーも冒険とか好きなの?」

「いや、むしろ苦手だがなまえが心配だからな。人伝てに出かけたのを知って無事に帰るまでやきもきするより、ついて行った方がマシだしな」

「グレゴリーと一緒にどこか行けるなら野宿ありの大冒険の予定組むね!」

「……仕方ねえ!どこへだろうとついていく!」

グレゴリーは険しい顔をして己に言い聞かせるように吠える。その様子から野宿ありの冒険は相当嫌であることがわかる。

「無理はして欲しくないよ?」

「無理じゃねえ!絶対声かけろよな!」

「わかった。どこ行くか決まったらまた声かけるね」

なまえは手を振ると、作業場に向かう。グレゴリーといつか一緒に匂い袋を作る為に花を乾燥させる準備に取り掛かった。



*



アンバーに誘われ、食べると強靭な心臓を手に入れるという伝説の花を探しに山岳の登攀に挑戦することになったなまえは言われた通りにグレゴリーに声をかけた。やはりグレゴリーは嫌そうな顔をしたものの、「ぜってえ俺も行く!」とついてくることとなった。

日が昇る前から出立したが、険しい岩場に手間取り、なんとか休める場所に着いた頃には日が落ちかけていたので野宿することになった。

平らの岩場を選んでファイアーで付けた火に三人で囲むように当たりながら、なまえはアンバーの用意してくれたアルパカの毛布に包まり、グレゴリーのくれたキタニャッコのぬいぐるみを抱きしめる。
星空の下、パチンパチンと時折火の爆ぜる音が心地いい。

「二人は毎回こんな大変なことしてんのか……?」

同じくアルパカの毛布に包まり、げっそりとした顔でグレゴリーは聞く。

「伝説のものを手に入れるにはこれくらいの試練が必要だからな!」

「でもアンバーって強運だからあっさり手に入る時もあるよね?」

「そうか?言われてみれば、前に冒険に出てすぐの町のおじさんに伝説の品を貰ったことあるな!」

「そんなおじさん、その辺にいねえかな」

グレゴリーは辺りを見回す。
なまえはそんなグレゴリーの冗談に声をあげて笑うと、グレゴリーと目が合い、ふっと微笑まれてすぐに目を逸らされた。何気ないその一瞬の間になまえは心臓を押さえつけられるような胸の息苦しさを覚え、ぬいぐるみを強く抱きしめた。

暫く談笑が続き、三人ともうとうとし始めた。最初に眠ったのはアンバーで、なまえもぬいぐるみを抱いたまま膝に頭を突っ伏して眠ることにした。岩場なので下に布を敷いても臀部が痛む。朝起きる頃にはガチガチに体が固まってしまいそうだ。

そんなことを考えていると、近くに誰かが忍び寄ってくる気配を感じて顔を上げる。アンバーが寝てしまったので自ずとわかってはいたが、グレゴリーである。先ほど向けられた笑みを思い返して、心臓が飛び跳ねる。

「起きてたか」

「うん……」

「隣いいか?」

どうぞと頷くと、グレゴリーはなまえの隣に座る。肩同士がぎりぎり触れないくらいの近さで、なまえはなんだか胸の辺りにざわつきを覚える。

「……俺の話聞いてくれるか?」

「聞くよ、聞きたいよ……」

なまえはあらゆることに興味がある。その中でもグレゴリーのことは沢山知りたいことがある。最近は日常の中でグレゴリーがいたらどんな反応をするのだろう、グレゴリーはこういうの好きかな、と彼のことを考えることが多いのだ。

「俺は幼い頃、両親に酷い目に遭って捨てられたんだ」

「そんな……!」

なまえが父親に捨てられたかもしれないことで悩んでいたことを話した時のことを思い出す。あの時グレゴリーは苦しそうな顔をしていた。グレゴリーはもっと辛い目に遭っていたことを思うと、胸が痛む。

「前にわたしがお父さんの話をした時、グレゴリー辛そうな顔してたよね……?ごめんなさい。グレゴリーのこと知らずに、辛いことを思い出させちゃったよね?それにわたしの何倍もグレゴリーは辛い目に遭ったんだね……」

「それはなまえのせいじゃないから謝らなくていいし、俺の方が酷い目に遭ったなんて不幸自慢がしたいわけじゃねえんだ。なまえには知っておいて欲しいと思ってこの話してんだ」

真剣な眼差しでグレゴリーに見つめられ、なまえはこくりと頷く。なまえも同じ気持ちで親の話をグレゴリーにしたことがあるのでよくわかった。

「それで捨てられたっつーか人買いに売られた俺は邪竜の信徒に拾われたんだ。その後そこから逃げ出したわけだが、ブロディアの騎士の前では言いづらくてな」

グレゴリーはアンバーを一瞥する。
この世界でイルシオンがブロディアにしたことを聞いたのか、それともグレゴリーのいた世界でも同じことが起きていたのだろうか。なまえは気になったが、黙然とグレゴリーの話に耳を傾ける。

「念の為に説明をしておくと、逃げた今も邪竜信徒の紋章があるケープを羽織ってるのはエル様……と、ラファール様への忠誠の証だな」

グレゴリーはアルパカの毛布を肩から持ち上げて、ケープの肩にある紋章に触れる。上半身裸にケープという服装はなまえには刺激が強く、視線を逸らす。
ソラネルではいつも服を着込んでいたから筋肉で盛り上がった裸の肉体を近くで見るのはなんだか意識して照れてしまう。

「忠誠の証か……わたしもそういうの欲しいな」

「……俺が神竜様を裏切るんじゃねえかって警戒はしないのか?」

「神竜様の加護を受けてソラネルに来れたんだからそれだけで信用できるよ。それにグレゴリーは前にわたしを助けてくれたことがあるし。信用してなかったら、あの天幕で一緒に寝ないし、声もかけないよ」

「……それもそうだな。ソラネルで話したことなんてなかったのに、ある朝起きたらなまえが俺の腕の中で寝てんだもんな」

「そうだよ……ん?え?」

グレゴリーの隣で寝ていた覚えはあったが、腕の中で寝ていた記憶はなく、なまえは聞き返す。

「あー……俺今なんつった?」

「グレゴリーの腕の中でわたし寝てたの……?どういうこと……?起きたら、グレゴリー天幕の端っこにいたよ?」

「いや、それは違う……いや、本当のことだが……!あー、すまん!」

グレゴリーはなまえの方へ体ごと向けると、頭を思い切り下げる。

「実は朝目が覚めたらなまえを腕に抱いてたんだ」

「そうだったの……?そういえば、包まれてるような暖かい感じしたかも……ニャッコに埋もれて踏みつけられてる夢だった気がするんだけど。あれ?だとすると、腕をふみふみしてたのって……?」

「……すまん。俺だ」

「わぁ……そうなんだ……」

なまえはぬいぐるみを胸に抱いたまま両腕を抱いて縮こまる。拒絶しているわけではなく、グレゴリーにされたことに羞恥を感じていたたまれないからである。

「わ、悪い。なんかふわふわしてるもんあるからつい寝ぼけて揉んじまった……嫌だったよな?」

「ううん……恥ずかしいけど、お陰でニャッコに踏まれる幸せな夢見られたから大丈夫だよ!」

自分が勝手に隣で寝ていたのだ。寝ぼけて触られたことでグレゴリーにとやかく言えることはない。それになまえは別にグレゴリーに触られても嫌ではない。今もどちらかというと、グレゴリーがこのまま隣にいてくれた方がよく眠れると思う程なまえにとって安心毛布のような存在になっている。

「本当にニャッコが好きなんだな」

「うん……グレゴリーがこのぬいぐるみをくれた時嬉しかった……まさかぬいぐるみくれたのも、今日ついてきてくれたのもわたしの体触ったこと気にしてじゃないよね?」

人の好意を疑うわけではないが、グレゴリーは優しいからこそ、気を遣っているのではないかとなまえは思ってしまい、グレゴリーの表情を窺うように顔を傾ける。

「実は毛布の補修が贖罪のつもりだったっつったらだめか……?ずっと気にしてはいたが、それ以降は好意でしてることだ」

「……好意なら嬉しいし、別にグレゴリーだったら触ってもいいよ」

「……おう……いや……さ、触ってもいいってどういう意味だ?」

グレゴリーは挙動不審になり、視線があちこちに彷徨う。

「触っても嫌だと思わないってことだよ?」

「そういう意味か……よくわかんねえが、アンバーに触られるのはどうなんだ?」

「変なとこ触らないなら別に……」

「そうか……俺は変なとこ触ってもいいのか?いや、触りたいって意味じゃねえよ?アンバーとの違いを聞いてんだ」

「……わからないけど、グレゴリーが触りたいなら別にいいよ。たぶん……」

「……たぶん、か」

グレゴリーは毛布を被ったまま下を向く。長い沈黙が続くので、なまえは目を閉じて寝に入ることにしたが、グレゴリーに変なことを言ってしまった気がして少し後悔して頭の中でグルグルと先ほどの会話を反芻し始めた。

別に変な意味で言ってはいない。グレゴリーだったら許せることが多いだけである。グレゴリーは既になまえにとって安心できる存在なのだ。しかし、グレゴリーの反応が戸惑っていたように感じた。グレゴリーに変に思われてしまっただろうか。

胸のざわめきはグレゴリーと話している間も今も続いている。安心できる存在なのに、どこか落ち着かない。

「なまえ……寒くないか?」

グレゴリーから話しかけてくれたことで、なまえは先ほどまでの悩みを忘れ、安堵の微笑みを浮かべる。

「寒いかも……」

火に当たっているとはいえ、岩場は遮るものが少ない上に岩の冷たさが体温を奪う。耐えられる寒さであるが、寒くないといえば嘘になるので正直に言う。

「……俺の毛布使うか?」

「そんなことしたらグレゴリーが凍えちゃう」

「いや、言い方間違えたな……俺の毛布ん中入るか……?」

グレゴリーの誘いに、なまえの胸のざわつきは高鳴りと変化し、顔のあたりに熱が上るのを感じる。恥ずかしいのに、断る選択肢をなまえは欠片も考えなかった。それはなまえにとってグレゴリーの存在が最早安心できるというものだけではなくなっていたからだ。

「入る……わたしの毛布も重ねて二重にしよ?」

なまえはグレゴリーが広げる毛布の中へと収まると、グレゴリーに自分の毛布を伸ばして掛けたが、二人して毛布に包まるには長さが足りない。

「もっとくっつかないと駄目そうだな……ちょっといいか?嫌だったら嫌って言ってくれ」

毛布の中でグレゴリーの片腕にそっと体を抱かれる。心臓が破裂しそうな程強く打つ一方で、安心感のある暖かさに包まれる。男の人特有の硬い感触や高い体温から守られているような感じを受けるのだ。

「暖かい……」

「ん。こっちのが暖かいな……人の体温っていいもんだな」

「……うん。グレゴリーの体、気持ちいい」

「……なまえの体もふわふわして気持ちいい」

「わたし、ふわふわなの?」

「ああ、柔らかくていい匂いがして……」

「ぬいぐるみみたい?」

「まったくその通りだな。だからすげー安心する……あ、すまん」

グレゴリーに二の腕をふみ、と揉まれる。つい揉んでしまったみたいで謝られたが、なまえは構わなかった。

「揉んでいいよ」

「……いや、やめとくぜ。こういうの、きっとよくねえから……」

「……」

グレゴリーが何を気にしているのか、なまえは少しわかる気がしたので、今度こそ眠りにつくことにした。
グレゴリーの硬い体に寄りかかり、安堵の温もりの中目を閉じる。それからはあっという間だった。

翌朝なまえはグレゴリーに再び腕を揉まれて目が覚め、グレゴリーに謝られながら登攀をするという気まずい空気の中ついにアンバーが岩間に足を取られて転がった先の崖の側面に咲く伝説の花を見つけた。

お陰で気まずさは吹き飛んで、三人でどう花を摂取して強靭の心臓を手に入れるか和気藹々と話し合いながらソラネルに帰還した。

「またアンバーのおかげで手に入れられたし、アンバーが半分持っていくべきだと思う」

「そうだな。アンバーが見つけなかったら、何週間も帰れなかったかもしれねえからな」

「いや、なまえもグレゴリーも俺のことを助けてくれなかったら今頃帰って来れなかったからここは三等分だぜ!」

アンバーの強運のおかげが大半であると思ったが、アンバーの漢気ある提案で三人で花を等分に分けて解散となった。

なまえは早速花弁に傷をつけてお湯で煮出し、カフェテラスで試飲してみた。

一口飲むごとに花の香りや味、体調や気分の変化を紙に書き記していると、グレゴリーが慌てた様子でカフェテラスに入ってくる。

「なまえ、今いいか?」

「大丈夫だよ。そんなに急いでどうしたの?」

「……見晴らしの丘に来て欲しい」

なまえは頷いて、花の煮出しを飲み干してその場を片付けると、見晴らしの丘までグレゴリーについていく。

グレゴリーは誰もいないことを確認するように辺りを見回すと、なまえに向き直り一呼吸を置く。何やら緊張しているみたいだ。

「なまえに伝えたいことがある。よく聞いてくれ」

「うん……」

改まって何を言われるのだろう、となまえまで緊張して胸元に手を当てる。

「俺はなまえといると落ち着くし、逆になまえがいなかったり、他の奴と話しているところみると不安になるし胸がチクチク痛んで嫌になっちまう。かといって、そういうことするなって言ってるわけじゃねえ。俺に止める権利はねえし、なまえには自由でいて欲しいって思ってんだ。それに何にも縛られずに楽しそうに笑うなまえを見てえしな」

「ありがとう。今日の冒険付き合ってくれて嬉しかったし、凄く助かったよ」

「ああ。俺も行ってよかったって思ったぜ。苦手なもんでもなまえと一緒なら楽しめるみてえだ……なぁ、俺は恋とかそーいうもんはよくわからねえんだが、なまえとずっと一緒にいてえ気持ちがあることは自覚してる……これが好きってことなんだと思ってる。だから、これからも俺はなまえに一緒にいて欲しい」

好き、という単語がなまえの耳にくっきりと聞こえ頸の辺りに痛いくらいの熱を持ち、頭がぼうっとする。病のように変わる体の変化でありながら、胸の内は温かな幸福を感じていた。

「うん……わたしもグレゴリーのこと好きだし、一緒にいたいと思ってるよ」

「ほ、本当か?」

「本当だよ!グレゴリーと一緒にいると安心できるし、今も一緒にいられて幸せだよ」

「……なまえがそう思ってくれてるって聞けてすげー嬉しいぜ」

「わたしもグレゴリーが言葉にして気持ちを伝えくれるの凄く嬉しい。これからもよろしくね」

「ああ……よろしくな」

グレゴリーは穏やかに微笑み、なまえと同じように胸に手を当てる。グレゴリーの特徴的な鋭く尖った犬歯と優しげな表情の差になまえはきゅうっと胸に甘苦しさを覚える。それはニャッコの可愛さに胸を射抜かれた時よりもずっとなまえの心を奪うものであった。

「すげぇ緊張したぜ……実はさっきあの伝説の花食ったんだが、心臓痛ぇ……食うだけじゃあ効かねえかもな」

「わたしもさっき花を煮出して飲んでみたけど、心臓バクバクしてる……強靭な心臓ってもしかしたら強心剤みたいなものだったのかも」

「それって余計に心臓痛くなるやつじゃねぇのか?つっても実は昨日の晩、なまえに毛布ん中入らないか誘った時も今くらい痛かったんだぜ?拒否られたら立ち直れねぇかもって思ってたからよ」

「そうなの……?」

「ああ。冒険の最中に情けねぇ姿何度も見せちまったし、勇敢なアンバーとの差を間近で見られてよ、ガッカリされただろうなって自分が嫌になっちまって……だから誘う時すげぇ勇気がいった。その前にもなまえが触ってもいいとか変なこと言うから心臓止まりかけてたぜ」

「それは変な意味で言ってないからね!グレゴリーならってことだから……!」

「だとしてもだ。なまえはぬいぐるみみてえに安心できるが、突然心臓止めにかかってくるからおっかねぇ」

グレゴリーだってニャッコのように、いやそれ以上にわたしの心臓を射抜いてくるよ、となまえは言い返そうとしたけれど、喩えが悪い気がして控えた。
何せグレゴリーは登攀中何度もかっこいいところを見せたそうにしてなまえを補助しようと躍起になっていたからだ。可愛いで喩えてはよくないだろう。とはいっても、グレゴリーが伝説の花を直に摂取したのはまるで先ほどの告白の為かのように話していたので、本当に可愛い人だとなまえの胸はときめきを覚えていた。

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