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チャーンス。
トップジョイはそう思った。
まさにそう、チャンスであり、好機であり、グッドタイミングであった。
みんな買い物に行ったり、トレーニングに行ったり、遊びに行ったりとタイミングが重なり、自分はすっかり寝坊してしまい留守番。だがカオと2人きりである。
チャーンス。
再びトップジョイはそう思った。
思わず顔がにやけてしまう。
「カオと2人きりで留守番ネ!これなら誰にも邪魔されずにイチャイチャできるヨ」
うるさいスキップをしながらトップジョイはカオが居る部屋に向かった。
「カオー!今日は一緒にミーと過ごすネ!」
エヘヘと笑いながらトップジョイはカオの隣に座り、カオの手を握った。
普段なら手を握ればGZが『邪魔だ』と言ってきたり、ウインディが『そんな暇があるなら練習しろ』と小突いてきたりするため、今トップジョイはハッピーであった。
「ミーはカオのこと好きネ!だから一緒で嬉しいヨ!」
「急にどうしたのトップジョイ、みんな好きだよトップジョイのこと」
「だから、その、ちょっと違うヨ!これはライクではなく、ラブ!ミーのはラブネ!」
勢いにまかせてガバッとカオを抱きしめたトップジョイ。そして驚いたカオは目を見開いて固まった。
「カオやわらかくて気持ちいいネ」
「あの」
「それにすごーくいい匂いがするヨ」
「あの」
「ずっとカオに言いたかったことがあるネ。ミーとお付き合い…」
「気は済んだかトップジョイ 」
トップジョイが振り向いた先に居たのはマグナムエースだ。
慌ててトップジョイはカオを離した。
「マグナム!出かけたんじゃなかったのネ!」
「用事は明日になったんだ」
「だからマグナムがいるよって言おうと思ったのに!」
マグナムは微笑ましくトップジョイを見ていた。続けていいんだぞとマグナムは言うが、それは無理な相談というものだ。
トップジョイはガッカリとうなだれた。
「トップジョイ…あの、元気出して」
「せっかくチャンスだと思っていたのに…」
「そうだ元気を出せトップジョイ」
マグナムに慰められても嬉しくないネとトップジョイはますます気を落とした。
そんなトップジョイの手にそっとカオは手を添えながら、「また2人になれたらいいんでしょ?」と伝えた。
あまりに胸がときめくのでトップジョイは、やっぱりカオが好きと思うのであった。
マグナムは今後、トップジョイが1人で居るところを見かければ、あれからカオとはどうなったのか聞くようになった。