フット

ずいっと渡されたのはどこでとってきたのかわからない花。買ったものではないだろう。

「要らんなら持って帰るぞ」

「要る!」

「女は、こういうのが好きなんだろ」

「フットはこういうこと嫌いなんじゃ…」

どうしたのと聞いても、なんでもねえよと怒られるばかりで。

「あ、あれだー!道で見かけた花を、あいつこういうの好きだったなとか思い立って摘み取ってきたやつだ!フットのデレだ!」

「だっ、クソ!お前もうやらねえからな!」

「図星だ!」






図星だ。