「……なんか今日、夢に涼太が出てきた」
「え、俺?」
「うん。…2人とも会社員でね、」
「会社員なんだ(笑)」
「そう。会社の人何人かでカラオケに行くんだけど、私と涼太は違う部屋になっちゃうのね」
「うん」
「で、涼太と同じ部屋には私の彼氏と、彼氏の元カノがいるの」
「……え?」
「涼太とも彼氏とも一緒なのずるい、って私が夢の中で思って、そこで目が覚めたんだよね」
「……ちょっと待って、彼氏?」
「うん。なんかよくわからないんだけど、夢の中では『あ、この人彼氏だな』って認識したの」
「……それ、誰?」
「誰だろ、わかんない。顔は見えてないし。でも知ってる人ではないと思う。ただそこにいる人が私の彼氏なんだなって、認識できただけ」
「……同じ会社に俺がいるのに、俺じゃない人が彼氏なの?」
「うん、そう。まあ夢ってよくわからないものばっかりだよね(笑)」
「……………無理なんだけど」
「え?りょ…っ、ん、!ふ、っ…、んん…!」
「わざと言ってる?」
「っ、え…、?」
「俺を怒らせたくて、わざと言ってるの?」
「え、なにを、っん、ぅ、…っ、!」
「そういうこと言うと俺たちが怒るって、まだわからない?自分がどれだけ愛されてるかって」
「りょ、涼太、んぅ、!」
「…ああ、それともまだ愛され足りないのかな?」
「ね、涼太、ごめん、謝るから、」
「だめ。……今日は許してあげない」
「涼太、!」
「優しくできないかもしれないから…覚悟してね?真衣」