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「セキル、隠れてないで出ておいで」


「見ぃつけた。ほら、大丈夫。おれが来たからな」


「お座り」
「ぁ、う」
「良い子」



「辛いな。くるしいよな。これ、咥えて」
「……っ」
「噛んでもいいよ」
「や、や……っ」

スグリさまは私の口元に自身の指を入れ込んだ。いやだ、噛めない。そう思って首を振るけど、

「おれの体液、舐ったら意識逸れるから」


「ね、ぇ……も、いれて、っ、……」
「だめ。ちゃんとほぐしてから順番にやる。セキルの体、壊れちまう」


「ていっても、おれも結構限界……知ってる?セキルのおれを誘う匂い、わやすごいの。こんなん眷属じゃなかったら、今頃外の鬼さみーんな欲情してお祭り騒ぎになってた」


「挿れるよ。見て」





「セキルのこれ治まったら、ねーちゃんの御屋敷さ遊びに行こう。気分転換なるべ」


「海の向こうの鬼たちは、人間のか弱い首に重い輪っかつけて檻ん中さ閉じ込めて、飼い殺しにすんだって。昔そっちから海を渡ってきた餓鬼の子が言ってた。怖いよなぁ」

「セキルには絶対にそんなことしないから、安心してな」
「……ん」



「スグリさま」
「なあに?」
「……お胸を借してくださいな」
「いいよ、おいで」

彼は喜んでお願いを聞き入れてくれた。

「」



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