幼なじみのいるアローラへ視察(という名の旅行)をすることになりガチ大はしゃぎするチリちゃんのお話
SM/USUMのトレーナーが何名が登場しますが、未プレイでも全然大丈夫です
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その日、パルデアリーグにひとつの歓声が響き渡った。
「っしゃオラァ!やったるでぇぇ!!!」
それは正真正銘、紛れもなく、パルデア四天王の一人……チリの声である。
チリはもともと明るくおおらかな性格のジョウト人とはいえ、いつもの厳格な姿勢で仕事に臨む姿からは考えられないような、そのMAX気合いの入った声に職員たちは首を傾げた。
それは、彼女とより親しみの深い他の四天王とリーグ委員長も同じだった。
「アオキ。彼女はいったいどうしてしまったのですか?……発作か何か?」
「さあ、自分にもよく……」
「チリちゃん、こんどのアローラりょこーがとってもたのしみみたいです!」
顔を見合わせる二人のそばに、とことことポピーがかけよる。
「ポピーさん。それを言うなら視察、ですよ。彼女は仕事でアローラへ行くのです」
オモダカはチリにとある仕事を持ちかけていた。今度の改修工事でリーグの業務が一時停止する間、他の地方のポケモンリーグを訪ねて四天王の観点から視察を行ってほしい、というもの。
パルデアはそこそこ歴史のある土地だ。運営についてはこれまでにも度々改良を重ねてきたが、
本来は休暇になるはずの期間にまで仕事をまかせることになるため、あまり了承し辛いということは承知の上で頼んだところ、チリは想像に反して快諾した。それも、即答で。
「行きます、行きます!このチリにお任せあれ!アローラですやんな!?そりゃあもう全身全霊で行かせていただきますわ!っていうか、ほんまにええんですか?これ、経費で落ちるんですやろ?」
「ええ、それはもちろん」
「ほんまにほんま!?ひゃー、嬉しいこともあるもんやなぁ」
チリはその足で面接室へ向かったが、あの気合いの出し方ではむしろ挑戦者全員を跳ね除けかねない勢いがある。もしくは全員まとまて通しかねない勢いがある。
これは訳を聞くのが良さそうだ、とオモダカは休憩中に声をかけた。
「アローラにいったい何が?」
「いやですね、あそこチリちゃんのちょっとした馴染みがおるんですわ」
「ああ、お知り合いの方が」
「せやからアローラに行く機会ずっと伺ってたんやけど、タイミングよく」
「あなたに限って大丈夫かと思いますが……これはお仕事ですので、あまりハメを外しすぎないように」
「ええもちろん。一週間キチッと視察したら肌こんがり焼いて帰って来ますんで!お土産も忘れんようにします」
「じゃあ……名物のアマサダをお願いしようかしら。当然、メインの報告の方も楽しみにしておりますね」
SM/USUMのトレーナーが何名が登場しますが、未プレイでも全然大丈夫です
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その日、パルデアリーグにひとつの歓声が響き渡った。
「っしゃオラァ!やったるでぇぇ!!!」
それは正真正銘、紛れもなく、パルデア四天王の一人……チリの声である。
チリはもともと明るくおおらかな性格のジョウト人とはいえ、いつもの厳格な姿勢で仕事に臨む姿からは考えられないような、そのMAX気合いの入った声に職員たちは首を傾げた。
それは、彼女とより親しみの深い他の四天王とリーグ委員長も同じだった。
「アオキ。彼女はいったいどうしてしまったのですか?……発作か何か?」
「さあ、自分にもよく……」
「チリちゃん、こんどのアローラりょこーがとってもたのしみみたいです!」
顔を見合わせる二人のそばに、とことことポピーがかけよる。
「ポピーさん。それを言うなら視察、ですよ。彼女は仕事でアローラへ行くのです」
オモダカはチリにとある仕事を持ちかけていた。今度の改修工事でリーグの業務が一時停止する間、他の地方のポケモンリーグを訪ねて四天王の観点から視察を行ってほしい、というもの。
パルデアはそこそこ歴史のある土地だ。運営についてはこれまでにも度々改良を重ねてきたが、
本来は休暇になるはずの期間にまで仕事をまかせることになるため、あまり了承し辛いということは承知の上で頼んだところ、チリは想像に反して快諾した。それも、即答で。
「行きます、行きます!このチリにお任せあれ!アローラですやんな!?そりゃあもう全身全霊で行かせていただきますわ!っていうか、ほんまにええんですか?これ、経費で落ちるんですやろ?」
「ええ、それはもちろん」
「ほんまにほんま!?ひゃー、嬉しいこともあるもんやなぁ」
チリはその足で面接室へ向かったが、あの気合いの出し方ではむしろ挑戦者全員を跳ね除けかねない勢いがある。もしくは全員まとまて通しかねない勢いがある。
これは訳を聞くのが良さそうだ、とオモダカは休憩中に声をかけた。
「アローラにいったい何が?」
「いやですね、あそこチリちゃんのちょっとした馴染みがおるんですわ」
「ああ、お知り合いの方が」
「せやからアローラに行く機会ずっと伺ってたんやけど、タイミングよく」
「あなたに限って大丈夫かと思いますが……これはお仕事ですので、あまりハメを外しすぎないように」
「ええもちろん。一週間キチッと視察したら肌こんがり焼いて帰って来ますんで!お土産も忘れんようにします」
「じゃあ……名物のアマサダをお願いしようかしら。当然、メインの報告の方も楽しみにしておりますね」