龍二が日本画の他に服のデザイン画を描いていることを知った時、真っ先に思い出したのは新色さんのことだった。なんたって彼女は橋田や世田介くんと同じ高校の服飾コースに通っていて、しかもとっくに服飾専門学校に合格しているその道の人だから。
俺は服飾に詳しくないから具体的なアドバイスはできないが、何かしら力になるかもしれないと、一応ラインで新色さんの連絡先を教えておいた。もちろん彼女に了承をとってから。
「龍二くん?へえ、矢口くんと同じ高校の子なんだ」
「そうそう。もしかしたらあいつから連絡行くかもしれないから、その時はよろしくやってくれないかなって……」
「全然平気だよ。学校を案内するくらいならいつでもできるから」
「ありがとう」
「あ、あと。もし本当に会うことになったら、あいつのことは“ユカちゃん”って呼んでやって。みんなそう呼んでる」
俺は服飾に詳しくないから具体的なアドバイスはできないが、何かしら力になるかもしれないと、一応ラインで新色さんの連絡先を教えておいた。もちろん彼女に了承をとってから。
「龍二くん?へえ、矢口くんと同じ高校の子なんだ」
「そうそう。もしかしたらあいつから連絡行くかもしれないから、その時はよろしくやってくれないかなって……」
「全然平気だよ。学校を案内するくらいならいつでもできるから」
「ありがとう」
「あ、あと。もし本当に会うことになったら、あいつのことは“ユカちゃん”って呼んでやって。みんなそう呼んでる」