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血溜まりの中に少女が一人立っていた。辺りをキョロキョロ見渡しながら、何かを探しているようだ。
「お前が目障りなの」
おやおや、こんな小さな少女にまで不愉快な思いをさせてしまうとは、自分はつくづく嫌〜な男。
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