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以前のブログで「主人公には他に想う相手がいるけど、ヒロインを救うために命がけで行動する」のがツボだ〜と書きましたが、ふと、シュタゲのオカリンとまゆしぃの関係もこれじゃん! と思い至りました。

シュタゲにヒロインが2人いるのって、「片方を助けると片方がいなくなる」切なさとか葛藤を表現するためだと思ってたけど。それだけじゃなくて、クリスちゃんという主人公にとって「恋愛的に好き」なキャラを作っておくことで、彼がまゆしぃを助けに行くのは「恋愛的に好き」じゃないことの証明にもできるんだなーと。
まゆしぃはオカリンにとって、あくまで家族というか幼なじみというかそういう存在であって、「恋愛的に好き」だから助けに行くわけじゃない、というのが、主人公をかっこよく見せるのに一役買っているなぁと思います!

自分の作品を思い返すと、アルフなんかはこういう主人公ズに近いかなぁと思います。
結果的にリサのことを好きになるけど、よく知りもせん王女のために命をかけてタイムリープするのととか…根が善性だからこそできるんでしょうな…。
成長してリサと旅に出て彼女を守るのも、もちろん恋愛感情もありつつ、家族として、友人としての愛情も大きいんだろうなと。

女王の龍〜のストーリーを練った当時は、今ほど自分の好みを分析して言語化できてたわけじゃないですが。なんか今になって、自分が「萌え」だと感じるものってわりと一貫してて説得力があるなぁと思った次第です。


2023/06/06 語り 

気持ちの変化

知人がペルソナ4Gをやってて、それを見ていたら自分も久々にやりたいなーとなり、セール中ということもあってPS5でDL版を買いました。

まだ陽介が覚醒するところまでしかできていないんですけど、やっぱり面白いですねー。
勉強の息抜きにちょこちょこ進めていきたいですが、もう息抜きとか言ってられる時期でもないので、本腰入れてプレイできるのは秋ごろになりそうです。笑

ところで、有名な実況者さんたちが最近ペルソナ4Gをやってるみたいなので動画を観ていたんですけど、昔と今じゃストーリーに対する感じ方が変わっているなと気づきました。

私がペルソナ4Gを初めてプレイしたのは5〜6年前で、大学生の時だったんですけど、あの頃わりと自分の人生に絶望していて(笑)
足立の「世の中クソだな」というセリフには共感しかなくて。最終決戦の前に主人公たちと対峙して、彼が価値観を語っていくシーンがあるんですけど、「え、、、足立の方が正論言ってるやん、、、」って正直思ってしまいました。

でも、今の私はというと。「足立の言ってること分かる、、、けど、人生諦めるにはまだ早いよ!」って気持ちですね。

ほんと、この世は才能がものを言うしクソだということを身をもって実感してて、それに絶望して病んでいた時期もありました。ぶっちゃけ高校生〜社会人1年目くらいまでずっとそうだった🥹
でも、これからの未来がどうなるかは分からんよな、というのが今の自分の考え方です。

過去はどうしようもないけど、今の自分の行動次第で、未来は変えられると思っています。だから今私は試験勉強をしているわけです。

自分の考え方をこういうふうに変えることができたのは、お世話になったカウンセラーさんのおかげかなぁと思います。
カウンセリングを受けてから、「生きてさえいれば 無限の可能性があんたを待ってるんだ」というFF10のアーロンのセリフが染みるようになりました。
最近やったゲームだと、バイオRE:4のルイスの「人は……変われるよな?」も良かったです。


2023/06/04 語り 

よくないハマり方をしている

自分のゲームブログを見てもらったら分かるかと思いますが、ここ数ヶ月バイオハザードRE:4にお熱です。
で、そのゲームに出てくるレオンとアシュリーというキャラの組み合わせに熱烈に萌えてまして…。
自分としては、斉照以来の同人的ハマり方をしており非常によくないです(笑)

いやでも、あれはハマるでしょー。不可抗力だよー。
リメイクでアシュリーがほんとに魅力的なキャラになってたんですよねぇ。

で、レオアシュのことについて考えたらこの2人の関係性、『鹿男あをによし』の先生とイトちゃんに似てるなとちょっと思いました。
あ、あとルパンとクラリスの関係性にも近いかも。

主人公とヒロインにそれなりに年の差があって、主人公は自分を犠牲にしてでもヒロインのことを守るけど、それは彼らにとって大人としての当然の義務(もしくは仕事)で、なんなら主人公には別の想い人がいて、でも守られた側のヒロイン達はもう恋に落ちるしかない…っていう…。

なんというか、主人公の男性たちがヒロインに恋愛してないのが良いんですよね。「好きな女の子だから守る」だとありがちなお話になっちゃうけど、レオンも先生もそうじゃないんだー。そこがかっこいい!
そしてアシュリーとイトちゃんは叶わない恋をしてしまう…そこが可愛い!

牛沢さんのバイオハザードRE4実況をよく見てて、最終回のコメントに「仕事とはいえこんなイケメンでイケボな男が命がけで助けにきてくれたら、アシュリーは今後大学の男が虫にしか見えなくなる」っていうのがあって、ほんまそれ! って思いました。笑

アシュリーは今後一生レオンの幻影を追いかけて生きていくことになるのでなけるぜ。
レオンが一生エイダの幻影を追いかけてるみたいにね…。




2023/05/28 語り 

今年ハマった小説

今年ハマった小説について語ります!

『月の白さを知りてまどろむ』

10年以上前のWEB小説なのですが、私にとっては今年知った作品。新しく創設されたレーベルから出版物第1弾として紙の本が刊行され、それを購入しました。

そもそもこの作品を買おうと思ったきっかけは、YouTubeの広告。ビジュアルにやられたのです。
黒髪青年と銀髪少女。男性のボイスをあてているのは前野智昭さん。そして「異類婚姻譚」の文字……。私のこと、ペルソナマーケティングしました!? ってくらいの直球ど真ん中ストレートをくらって、すぐにAmazonで小説をポチりましたとさ。

Amazonから届くのが楽しみすぎて、絶対に家にいるであろう日曜日に配達指定して、配達日当日は朝からウキウキしてました。
で、読み進めてみたらなんとまぁ、ページをめくる手が止まらない。
純愛ディソナンスといい、自分の好きそうなものを自分で探し当てる嗅覚が優れていると自負しております。

まずは、主役2人のキャラクター性がいいです。特にシシュ。真面目な青年で、泊めさせてもらった遊郭(作中では妓館と表現される)の部屋のお風呂を掃除して帰った、ってエピソードが面白いを通り越して感心した。読者に好感を持たせるキャラ作りってこうやるんだなって、お手本を見させていただいた気持ちです。

世界観は凝ってるのにゴテゴテしすぎず、すっと頭に入ってくる。そして、構成も面白い。

第1譚で、アイド怪しいって思わせてからの、あれ、トーマが裏切り者なの? って一瞬ハラハラさせられてからの、やっぱりアイドだったーっていう構成、めちゃくちゃ勉強になった。上手い小説ってこういうことなんだなと…。

第1譚といえば、最後の方、サァリが敵のアジトに入ってピンチに陥ったときハラハラしすぎて、ドラゴンボールのクリリンみたいに「シシュー! はやく来てくれーッ!」って叫んでました。笑
(が、実はサァリはシシュに助けてもらう必要もないくらい強い存在なのですが…そのへんのミスリードもよかったっす)

主役2人の両片想い感もたまらんなぁ。はやく恋心を自覚してほしいですね…特にシシュ。
シシュとサァリ、今のところかなり推しカプです。今後どうなるかわからないけど、結ばれてほしいし、普通にスケベしてほしいです(にっこり笑顔)
そこがお話のポイントでもあるしね!

スケベシーンが見たいカプって私的に久々かもしれん。斉照めっちゃ好きだけど(pixiv参照)、スケベとかイチャイチャ見たいかと言われるとまた違うので。

ところで、王の巫が視た「シシュがある女性を守って死ぬ」という未来、これは恋愛のことだとミスリードさせておいて実はシシュの母親のことだと予想してますが、さあどうでしょう?🤭

いやぁ、本当に面白かったなぁ。こうやって色々想像しちゃうくらいにはハマった作品でした。
気になったのは句読点が少ないのと、第2譚の戦闘描写が少し冗長に感じたくらいですかね〜。

私あんまり「小説上手くなりたい」と思ってなかったんですけど、この作品読んで、「上手くなりたい」って気持ちが芽生えてきました。それくらい勉強になった。

続きはネットでも読めますが、やっぱり紙で読みたい! ので、2巻以降が出版されるよう自分にできる応援をしていこうと思います。


2022/12/08 語り 

今年ハマったドラマの話

久々にカントリーマアム買ったけど、やっぱめちゃくちゃ美味しい。バクバク食べてる瀬尾です。

今年ハマったドラマの話っていっても、ここ数年でドラマなんて1つしか観てないので、必然的にそのドラマの話になります。


『純愛ディソナンス』
先生と生徒の恋愛ものということで、私がチェックしてたのは当然の成り行きだったんですけど、恋愛要素もサスペンス要素もめっちゃ面白かったですね〜。
特に、第1部の高校編が良かった。先生が学校やめることになって、冴ちゃんが必死に走って、音楽室で先生からのメッセージを見つけたあのシーン…。音楽もあいまってぽろぽろ泣きました。

冴ちゃんのお母さんは完全に毒親で、新田先生が職員室で「娘を解放してやれ!」って叫ぶシーンがすごく好き。そんなことされたら、新田先生のことをもっと好きになるしかないじゃないですか。
先生と生徒ものって難しくて、根本的に許されない恋愛だからこそ、視聴者に「こんなことされたら・言われたら、相手を好きになるしかないよな」って思わせるエピソードを作っていかなきゃならないから大変ですよね。

小説『鹿男あをによし』は恋愛ものではないですけど、イトちゃんが最終的に先生を好きになっていることがほんのり匂わされます。そこに至るまでに、「そりゃ好きになるよな!! だって先生めっちゃいい人だもん!」って頷けるだけのエピソードがたくさん積み重なってるので、構成がうめぇ…っていつも思います。(鹿男好きすぎて毎年読み返してるマン)
鹿男いいですよー、本当に。ラストの甘酸っぱさがたまらないですよ。

それでいうと、古いドラマですけど『高校教師』もいいよね。婚約者につまらないと言われたペンギンの話を、繭ちゃんは「聞きたい」って言ってくれる。そんなんめちゃくちゃ可愛いに決まってるし、疲れた大人は救われますよ。
『高校教師』は20代になってから初めて観たんですけど、先生と繭ちゃんが旅先で身体を重ねるシーンは年甲斐もなくドキドキしてしまった。めちゃくちゃ綺麗で全然いやらしさがなくて、ふたりの気持ちの持っていき方がすごく自然で。濡れ場に感動して泣いたのって、今のところこの作品だけです。

めっちゃ話それたー。純愛ディソナンスの話をしましょう。
第2部も面白かったんだけど、第1部よりは熱が冷めたかな。だんだん冴ちゃんにイライラしてしまって。笑 先生を忘れるって決めたなら、もうちょいそれを貫き通してほしかったですね。小説まで書いたんだから。

小説『ナラタージュ』だと、泉が葉山先生を忘れるって決めて、しばらく小野くんと付き合うじゃないですか。で、結局葉山先生のところへ戻るんですけど、戻るに値する理由の書き方がうまくて、読者も共感・納得しちゃうんですよね。(小野くんへの信頼の低下と、柚子ちゃんの自死っていうエピソード)

あと、冴ちゃんと母親の関係もあんまり共感できなかったかな〜。
もし私が冴ちゃんだったら、冴ママのことは一生許せないと思う。家族であろうと、切っていい縁だと思うのです。
でも冴ちゃんは、親を突き放さないことを選んだんですよねー。そのために先生を手放してまで。
私は、先生を捨てるほどの価値がその親にあるんか? ってちょっと思っちゃいましたね…。

冴ちゃんが先生に言った、「私たちって親のことで傷を舐めあってた」というセリフも悲しかった。正直このセリフで、ドラマを観るモチベが低下しました…。まあ冴ちゃんは、先生を突き放すためにそういう言い方をせざるを得なかったのかもですけど。
私はお互いに救われあっている2人の関係性に尊さを感じていたので、それを当の本人に「傷の舐め合い」と言われてしまい非常にショックでした。まー間違ってはいないんだけどさ。

話長くなっちゃった。ネガティブな意見もちょっと書いてしまったけど、そもそも私がドラマにハマることなんて滅多にないので、本当に面白いドラマであったことに間違いありません! 普段ドラマ全く観ないし。

次のブログでは、今年ハマった小説について語ります。


2022/12/08 語り 
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