番外3



『ねぇ、その飾りはいるの?』

「・・・・・・」

ちゃりちゃりと音を立てたそれを指差しながら尋ねる新零を見下ろす

『邪魔でしょう?』

「それを君が言うのか?なら言うが、そのレースのフリルの山は必要なのか?」

『あったほうが、かわいいでしょう?』

「なら、それと同じだと思ってくれればいい」

『・・・・・・・・・・・』

何とも言えない顔で見上げてくる彼女に
わずかながらにいらだちつつ、ソファに座った

「人の意見を聞くつもりはない」

『そうね、でも私の服のフリルは華奢な自分の身体をカバーするためには必要よ』

「・・・・・・・・・・・」

『それから、シャツを中途半端に出すのはどうして?』

「・・・・・・・・・・・」

『後ろ髪も切ればいいのに』

「・・・・・・・・」

そう言って、自分の後ろ髪をリボンで結び始めた新零の髪を後ろ手にかき混ぜてやった


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