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妙な気配に目を覚ました
家の周りには結界が張られていて
そう簡単に妖の侵入を許すはずがないのに・・・
『ねぇ、雪・・・・雪?』
使役と言えば聞こえは悪いが
昔、助けた礼にと
私の短い人生に付き合ってくれている妖の名前を呼ぶけれど
反応はない
何が起きて・・・・
静かすぎる
一体・・・・・
『・・・・・っ』
背後に感じた気配に嫌な汗をかく
考える暇もなく
後ろを振り返った私は
闇に呑まれた
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