銀さん

只今電話に出ることが出来ません
ピーという発信音の後にメッセージを入れて下さい

ピー

「おい神楽！食い過ぎんじゃねーぞ！！…ったく。ん？もしかしてコレ繋がってる？あーもしもし？もしもーし。留守電か？まあいいか。明けましゴーンゴーン…とう。今年もよ…」
「銀ちゃん！コレ貰ったネ！！」
「うっせーぞ神楽！今電話ちゅ…あっちィィィイ！！」
「あ、ごめんネ銀ちゃん。」
「何だよコレ！！あっつ！」
「あーあー、大丈夫ですか銀さん。」
「銀ちゃんに甘酒あげようと思って持ってきたら躓いてしまってアル。」
「まったく。コレで拭いて下さい。帰ったら直ぐに洗わないとシミになっちゃうな…。」
「大丈夫アル。銀ちゃん同じ奴一杯持ってるネ。」
「ったく…もしもし？あー、今万事屋メンバーのガキ連れて初詣に来てんだわ。これが凄い人でよー。」
「神楽ちゃん、銀さん誰と話してるの？」
「知らないヨ。」
「長谷川さん…じゃないよね。あの人電話持ってないし。」
「あの携帯電話だって銀ちゃんの物じゃないアル。」
「依頼人の人に借りたやつだもんね。すぐ連絡がとれるようにって。」
「うっせーぞテメェ等！あ、あー、その、なんだ。暫くは飲み食いしつつ此処に居るから暇なら来いよ。」
「あ！おみくじアル！」
「待ってよ神楽ちゃん！もー。」
「じゃーな。あ、…今年も宜しくな。」

ピッ

プープー