mini


▼【人事を尽くして君を待つ】

◇黄瀬→主→緑間

「あのね。黄瀬、私は緑間くんのことが好きなんだ」
「な、なんで緑間っち!? あの人バスケは凄いけど…変人じゃあないっスか!」
「人事を尽くして天命を待つ。だっけ? 私はそれが好きなの。
 ほら、たまにいるでしょう? 大した努力も何もしていないのに、好成績を残しちゃう天才型の人。バスケを始める前の黄瀬とか特に」
「……酷いッス」
「今は嫌いじゃないけどね。ちゃんと努力する黄瀬は格好いいと思う」
「……ありがとうッス。でも緑間っちの方が好きなんスよね…?」
「うん。彼は本当に努力をして今の実力を勝ち取っていると思うの。それがすごく好き」
「………それが黄瀬涼太、人生初の本気の告白の答えッスか?」

君は困ったように、でも綺麗に微笑みを浮かべていた。

「私が尽くしてきた人事で待っていた天命は、黄瀬じゃなかったの。
 ごめんなさい」

←prev | next→

main



SPAAAAAAACE!