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▼【後悔するには遅すぎる】

◇紫原 †夢主:紫の妹。鬱エンド

兄や姉はいたけれど、妹が出来たのは初めてだった。

「あーちゃ、とって!」

俺の妹はまだまだ小さい。高いところの手が届かないとなると、すぐに俺を呼んだ。
小さい手をいっぱいに広げて、舌足らずに名前を呼んで、本当に本当に可愛い。
すぐに取ってあげてもいいけど、何回でも名前を呼んで欲しいから俺はまいう棒食べてから取ってあげることにする。

「あーちゃ? あーちゃ、とってー! あれとって!」

妹って可愛い。兄ちゃんや姉ちゃん達が俺を可愛がってくれた理由が凄くわかる。可愛いなぁ。
突然、ガツンという音がして背筋が凍る思いがした。
立ち上がって慌てて妹のところに駆けつけたら、倒れた妹と棚から落ちたらしき積み木が転がっていた。

「……なんで」

小さな身体を抱えると、俺の手をじっとりと赤い何かが濡らしていった。

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