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▼【運命論者は諦めない】

◇なんだこれ

「ねーねー、黄瀬くん、黄瀬くん。今日、もしかしなくても笠松先輩はお誕生日なの? プレゼントたっぷり抱えちゃって」
「そうッスよ! 笠松先輩って夏が似合うっスよね」
「夏生まれが似合うってこと?
 それは同意するけれど…、今日がお誕生日ってことは…獅子座だったんだぁ、笠松先輩。
 黄瀬くんは、笠松先輩って何型かわかる?」
「? んーっと、確か…O型? だったと思うッスよ」
「獅子座のO型…、…うーん、私、結構笠松先輩好きだったんだけれどなぁ」

黄瀬は1歳年上の女の子を見た。その人はラッキーアイテムだと言って異質な鷹の剥製を抱えていた。
黄瀬がよく知る元チームメイトの姉である彼女が苦笑とともに呟く。

「でも、残念。牡牛座A型の私とは相性最悪なのだよー」


(運命論者は自分に課せられた運命を諦めない。)

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