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▼【泣き虫な君と】(実写)

◇ジャズ

「また泣いてる」

ジャズが笑いながら泣き虫な少女の隣に立っていた。

「なぁ、泣くなって。あんまり泣いてると干からびるぞ。お嬢ちゃん」

さめざめと泣きつづける少女に、弱ったジャズは思わず、手を伸ばした。

「………」

少女を通り抜けたそのジャズの手は半透明だった。


(なぁ、泣かないでくれよ)
(俺のためなんかに泣かないで)
(俺はいつだって君の側にいるから)

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