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▼【行き先は崖】

◇卿 †闇陣営夢主 ※7巻後

「あぁ、負けちゃいましたか…」

ヴォルデモート卿は死んだ。彼女は森の中で息を潜めながらそう呟いた。

「これから、どうしようかなぁ」

独り言が虚しく響く。これで残った闇の陣営も、やがて捕まっていくのだろう。
何人が服従の呪文に操られていたと、そう言うだろうか。それでも、それても確実に。闇の陣営は居なくなっていく。

彼女の未来は完全に無くなった。今まで他人の未来を奪ってきたツケだというのなら…。
立ち上がった際に、顔をしかめて脇腹を抑える。折れたあばらを治す気ももうなかった。

「卿…、すぐに私もそちらに向かいます…」

行く先が真っ暗だとしても、道はひとつしか残されていないのだから。


(未来を奪われた私達)

奪った相手を正義だとでも言うのか。

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