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▼【子守歌は昨日まで】

◇狼さんの娘 ※7年生

我輩は、今。年のかけ離れた…、娘と言っても通用するくらい年の離れた生徒を腕に抱いて、眠ろうとしている。
自分自身が招いたにも関わらず、何の抵抗もなく擦り寄ってきたその生徒に危機感すら覚える。

あの父親はどんな教育をしているのだ。

「…君は異性と眠ることに抵抗はないのかね」

眠りに落ちる直前。小声で問うと、腕の中の彼女は照れくさそうに微笑んでいた。

「少しだけ、ドキドキします」
「………」
「寝相をよくしなきゃなとか、イビキかいちゃったりしないかなとか、沢山考えちゃうんです」

なんと忌々しい狼の娘だろうか。
心配するべきところは、そういったところではなく、そして「そういった」思考に陥らないこの生徒が忌々しくて仕方がない。

そして、その生徒のぬくもりに浸っている自分が今は何よりも忌々しい。

腕の中のものが眠りやすいようにしてから、我輩も目を閉じた。


(ドキドキと高鳴る心臓は、リーマスさんと眠る時には鳴らないもので)
(私のその高鳴りはスネイプ先生と一緒にいるときだけのものだと気が付いていました)

(それを言うことは恐ろしくて出来なかったのですけれども)

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