▼【煙管】
◇高杉「……美味しいの? 煙管って」
「吸ってみりゃあいいだろ」
「うん!
……ッッ!! ゴホッゴホッ! …まっず!! ゴホッ…」
「ハッ、餓鬼には早ぇんだよ。馬鹿」
また煙管を吸う彼はニヤニヤと笑っていました。
全く、意地悪です。
(少し背伸びしたかったのよ)
▼【磁石の同じ極同士】(文スト)
◇太宰「之だから君に会うのは嫌なんだ」
「……すみません。それでも、私は貴方を治療します。治療しないと」
彼女は包帯だらけで横になっている太宰の側で、表情を暗くさせつつも手当てを続けていた。
「私は自ら死を望んでいる。何故故君が其れを止めるんだ」
「……私が貴方をお慕い申しているからですよ、太宰さん。
貴方の傷を見ることより辛い事なんて…、私にはありませんから」
彼女はか細く微笑んだ。太宰は天井を見上げるばかりだった。
「之だから君に会うのは嫌なんだ」
拒絶の声が聞こえる。
(死にたがりと医者と)
▼【鬼ごッこ】(文スト)
◇文スト(国木田)「国木田さーん! 数学教えてー!」
「煩い。何故俺が」
「何云ってんですか、元数学教師」
「今日の俺の計画には『勉学を教える』とはない」
「じゃあ、折角なんで明日の所に書いてあげますよォ。要は計画表に書いて置けば良いんですよね?」
「おい! 俺の手帳を勝手に触るな!」
「嗚呼、そうだ。ついでに私との逢引きの予定も書き込んでおきましょう」
「勝手に! 予定を増やすな!」
(私の成績は国木田さんにかかってますからね!)
▼【風呂】(文スト)
◇文スト(夢主:鷹になる異能。マフィア。中也の部下)「…………あぁ、もう嫌! 私、風呂入ってきます!」
「馬鹿。さっきも入ってきたんだろ!? 仕事の途中で抜けるな!」
「だって中也様、鷹はこの時期換羽期なんですよ?
私自身の羽根が生え変わる訳ではないのですが、肌が何とも言えない感覚で包まれておりましてですね。風呂入りたいのですよ」
「僕(ヤツガレ)は風呂は嫌いだ」
「何も貴方様と一緒に入ろうと云う発言ではありませんのでご安心を」
「何だ。芥川、お前変態だったのか」
「誤解です」
「芥川…あの時の事を忘れてしまったんですね…。私にあのような事をしておきながら…!」
「勝手に茶番話を作るな。……貴様の上司の視線が痛い」
「たじたじですね。芥川。取り敢えずは良い気分です」
「僕が何をした…」
▼【死んでしまったら】(文スト)
◇文スト(太宰)「また自殺しようとしているのね」
「出来れば君のように可愛らしい人と」
「お生憎様。今日は気分が乗らないの。
死ぬなら他の人と自殺なさい」
「それは残念だ。君の気分が乗らないならば、やめようかな」
「早く死んでしまえばいいのに」
「死んだら君に私の後処理を任せようかな」
「まぁそれは楽しみ」
「棒読みもいいところだね」
「火葬にして灰を半分海に流してやりましょう」
「半分? 残り半分は?」
「私が死んだ後に火葬して灰にして頂いて、貴方の灰と混ぜて海に流してやりましょう」
一瞬見つめ合った2人。太宰が先に口を開いた。
「…………ねぇ、私と一緒に自殺してくれないのかい?」
「今日は気分は乗らないの」
「それは残念だ」
▼【髪をきりましょう】(文スト)
◇芥川「下手くそ」
「切れと云ったのは誰だ」
「真坂こんなにも酷いとは思わなかったのよ。あらあら、前髪ぱっつん」
「…では僕(ヤツガレ)ではなく、大人しく樋口に頼んだら良かっただろう」
「貴方って本当に鈍い人」
「理解が出来ぬ」
「其れでいいのよ。ほら、交代。
次は貴方の髪をきりましょう」
(愛しき人の髪に触れられ触れて)
▼【まっしろパンダ】(しろくまカフェ)
◇しろくまさん「ねぇねぇしろくまさん」
「ん? どうかしたのかい?」
「しろくまさんを黒く塗ったらパンダさんになるかなぁ?」
「パンダさんみたくはなるけど、パンダさんにはなれないかな
パンダさんに会いたいのかな?」
「うん。早くみんなでのんびりしたいなぁって思ったの」
そういいながら彼女はしろくまさんの身体に顔を埋めていた
(もふもふ。気持ちいいね)
▼【知りたいの】(GANGSTA.)
◇ニコラス「ニコは左利きなのね。
B型。身長は…、あまり大きくないみたい」
『どうした。急に』
「ううん。何でもないわ。
…でも、私、あなたのこと少しでも」
(知りたいの。あなたが、好きなの)
▼【お話しましょ】(GANGSTA.)
◇ニコラス「ニコ、こんにちは。ね、お話しようよ。
あぁ、駄目だよ、手話使わないで。頷くとかならいいからさ、お話しようよ。
またこの前黄昏種の子と喧嘩したんだって? 怪我しなかった?
――うん、したんだ。やっぱり。綺麗に治ってるみたいだけど…。無茶しちゃ駄目よ? 聞いてくれないんだろうけど。
えっ? ちょ、ウォリック、もうお仕事? まだ私、お話したばかり…、あぁうんわかったよ。ごめんごめん。
また来るね。はいこれ、お金。ありがとう」
(今日の仕事は寂しがり屋な女の話し相手)
▼【無邪気に】(GANGSTA.)
◇ウォリック「ウォリック、『ジゴロ』って何?」
「あー……何? ニックに聞いたわけ?」
「うん。でもわかんなかったから、アレちゃんに聞いたのに教えてくれなかったの」
「大人になったら教えてあげる。そしたら俺のお客さんになってよ」
「うん! わかった!」
(何、餓鬼に色目つかってんだ)
(だーって、無邪気に言われちゃったらねー。買ってくれそうだし、俺のこと)
(あれが大きくなったらお前いくつだよ…)