▼【勉強】
◇郷「郷、勉強教えて下さい」
「闇の魔術の防衛術か」
「いいえ。マグル学です」
「絶対に嫌だ」
「郷、我が儘!」
(貴方の側にいてDADAが苦手な訳ないじゃない)
▼【告白はスムーズに!】
◇シリウス「ちょ、いいところに! 匿え!」
「え!? な、何よ…。
……ほら、行ったわよ。あの女の子達」
「サンキュー…。
今日の奴らなんかしつこくてよー」
「モテる男は大変ねぇ。
獅子寮生にも好かれて、蛇寮生にも好かれて、鷲寮生にも好かれて、穴熊寮生にも好かれて、私にも好かれちゃうんだから」
「えっ?」
「えっ?」
「や、あの、さ、最後、なんて言った!?」
「『だから』」
「違うもっと前! もっかい言って!」
「嫌よ。1回しか言わないもん。
シリウスも言ってくれるなら別だけど」
にこにこと楽しげに笑うお前はすげぇ小悪魔だった。
(小悪魔に惚れた瞬間)
▼【組分け】
◇ほのぼの?(スリザリンスリザリンスリザリンスリザリンスリザリン)
「うーむ…。君は勇猛果敢であり、友達想いでもある。世話焼ともいえる…。
根っからのグリフィンドール生だと思うのだが?」
(嫌! スリザリンがいいわ! お願い帽子さん!)
「どうしてスリザリンがいいのかね? 聞くだけ聞いてあげよう」
(スリザリンの寮監がまじタイプ)
「グリフィンドォォール!!」
「ひ、酷いわ! 鬼畜帽子!」
(被って数分。裏切られました)
▼【罰則】
◇セブルス 教授また魔法薬学の時間に失敗して、先生に怒られていた。
「いつもいつも…そんなに罰則を受けたいのかね?」
「先生と2人になるなら受けたいかも」
「………」
「…………じょ、冗談でーす」
「今晩。夕食後に罰則」
「え!?
は、ハリーも連れていっていいですかー?」
「2人がいいのだろう?」
先生、私の顔は真っ赤なんですが。
(待ってどうしようこの状況!)
▼【ミギヒダリ】
◇クロコダイル鰐さんの右側を歩く。彼のその鉤爪では不自由な面を補ってあげたいから。
でも彼も私の右側を歩きたがる。私の左側にいたがる。
「お前に介護されるほど朦朧とはしてねぇんだよ」
彼はそう言って不機嫌そうにする。でも私は知っている。
昔、その鉤爪で私を間違って引っ掛けてしまったことがあるから。
彼がそれ以来、自分の右側に私を歩かせたがらないのを知っている。
「もう大丈夫ですよ」
私は笑う。
不機嫌そうな鰐さんは砂になって、次の瞬間には私の左側にいた。
(ミギヒダリ)
▼【すなすな】
◇クロコダイル「鰐さん、鰐さん、聞いてください」
「煩ぇ。……って汚ぇな」
「アルバーナから帰ってくる途中、ずっと風が強くて…。身体中が砂だらけなんです。
鰐さんの能力でばーっと取ってください!」
「風呂でも入ってこい」
「大丈夫! 鰐さんなら出来ますよー!」
「出来ねぇから言ってる訳じゃねぇよ」
鰐さんの手の甲が私の額を軽く叩いていきました。
(床に砂を落とすんじゃねぇよ)
(善処しまーす)
▼【鰐時計】
◇クロコダイル「鰐さんの砂で砂時計作ってみたいですねぇ」
「…クハハハ。俺をガラスに閉じ込めようってのか」
「ちょこっとでいいんですよぉ。全身じゃなくて。
ほら、それがただの砂だとしても、鰐さんの一部だと思ったらとっても素敵じゃありません?」
「……。明日まで待ってろ」
「え。本当に作ってくださるんですか!?」
「小せぇ奴な」
「わーい!」
▼【死と隣り合わせ】
◇クロコダイル「鰐さんは怖いです。
何、考えているのかわからないし、すぐ怒ったり、怒らなかったり。
ひょんなことで急に殺されちゃいそう」
「………にしては、よくくっついてるな」
クロコダイルは肩を震わせながらも、自身のすぐそばに、触れられる程そばにいる少女に視線を落とす。
少女は彼を見上げて弱々しい笑みを向けた。
「怖いですけれど、貴方が好きなんです。そばにいたいんです」
弱々しい微笑みを見ながら、クロコダイルは水分を吸い取るその手で、彼女の唇を撫でた。
「あぁ、でも、怖いなぁ」
(彼は頬を引き寄せて血が滲むくらいの勢いで唇に噛み付いた)
▼【年】
◇鰐「ところでクロコボーイ? ヴァナタ、今年で44歳よね」
「………それがどうした」
「ヴァナタは今年いくつ?」
「今年で20歳になりますよー。イワちゃん!」
「アウトじゃないッシブル」
「わぁ、鰐さんの殺気が半端ないです!」
(もうちょっと待ってくださいねー。年の差が縮まるまでー)
(メタ発言)
▼【左手】
◇鰐「鰐さん、鰐さん。あのー、左手が近いです」
「うるせぇな」
「刺さりそうなんですよ」
「刺さりゃしねぇよ」
「ぎゅーってしちゃだめですって、刺さりますって、あーあー近いですー」
(右は命を吸う手。左は獲物を逃がさぬ手)