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「ごめんね、リボーン」
「いや美瑠が謝るほどじゃねーぞ」
「(やっぱ美瑠ちゃんには甘い!)
そういえば美瑠ちゃんって…テスト受けてるところ見たことない……」
「「「!!」」」
えっ!?オレ何か変なこと言った!?
一斉にみんなオレの方を向いたんですけど!?
(ひ、雲雀さんまで!)
「テスト…?」
「う、うん…美瑠ちゃん、テスト受けてるとき、いないからさ…」
「あぁ!うんっ!でもちゃんとテストは受けてるよ?」
「えっ!?いつ!?」
「みんなと一緒の時間に」
「えぇえ!?どこで!?」
「何寝ぼけたこと言ってるんだい?決まってるでしょ。応接室」
「どうしてですか!?」
普通に教室で受ければ…と言いかけて、あ。とようやく自分の言葉の愚かさに気づく。
「美瑠と離れろって?」
「(しまったぁぁぁ!!)」
そうだよ!!雲雀さんって美瑠ちゃんにはすごい執着心があったんだった!
風紀委員に入れたのも美瑠ちゃんと一緒にいたくてだったし!
ものすごーく不機嫌そうに睨む雲雀さんにすいません!と反射的に謝っていた。
「美瑠と離れるなんて、ヤだ」
「恭弥…」
「(結果的にはイチャつくー!!)」
「いい加減にしろよ」
最強家庭教師様はこのいちゃつきに堪えられなくなったのか、無表情で銃を抜いた。
そして、いつも俺に向けられる銃が今回はよりにもよって…雲雀さんに向けていた。
ひぃ!そ、そんなことするなよ!
いくらリボーンでもあの雲雀さんに銃を向けるなんて無謀すぎる!
そんな俺に反して、雲雀さんの反応は違った。
リボーンに銃を向けられて好戦的な気持ちに火がついたのか、再びにやりと笑っていた。
「ワォ!やるのかい?」
「オレじゃなくてツナがな」
「なんでオレなんだよ!」
「そう……じゃ、期待に応えてあげるよ」
感謝してよね、と俺に向かってにやりと笑った雲雀さんから慌てて逃げ出す。
トンファーが近い――!!オレテスト受ける前に死ぬ!
ていうかオレの勉強は!?
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