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「お嬢!乗ってください!」

「…!貴方達…っ」




きっと騒ぎを聞きつけてここまで迎えに来てくれたのだろう。
部下たちの言葉通り私は車に飛び乗るとボンゴレの本部まで急ぐよう命令する。
早くなった、それこそ制限速度なんて無視して走らせる車の中、ずっと焦りだけが私を支配した。

お願い…お願い、リボーン…無事でいて…!

あなたは最強のヒットマン。だけど…だけど…っ



“翠徠…愛してる”


―――ごめんなさい、リボーン。あなたのその言葉に応えることができなくて。


ずっと…ずっと、雲雀さんに囚われたままで、ごめんなさい。

私の側に、いつもいてくれて…ありがとう。


私…私、あなたに伝えたいことができたのよ。ねぇ、聞いてくれるわよね?

あなたが助けにきてくれなかったから、気づいたみたい。…馬鹿みたいでしょ?

笑ってもいいから。馬鹿だな、って笑っていいから…っ、



「無事でいて―――…」



私に、初めての“愛してる”を言わせて……



「…お嬢!つきました!これ、翡翠です!」

「…っありがと!」




家に置いていった翡翠を抱えて銃弾が飛び交うその中に入っていく。

すでに何十人…何百人という人間が死んでいる……
じっとリボーンの気配を探して…すぐに走り出す。彼の気配は、私達の執務室近く。
きっとそこまで追い込まれたんだろう…よく見れば匣で抉られた跡もある。

敵を翡翠で斬っていきながらリボーンのところまで急いで……

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