2018/01/02

not司書主


・いつもの司書メンバーじゃない
・主人公が司書ではない

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司書の元に手伝いとして入ってきた人物は、ぱっとしない人物だ。くらいというか、湿っぽいというか。髪で目元を隠しているからだろうか。司書曰く、元は違うところにいた知り合いだとか言っていた。名前は、と、聞けば、彼女は「苗字ナマエです」と礼儀正しく頭を下げる。しかし、一度も目を合わせることはない。
「ごめんな、佐藤先生。この子人見知りなんだ」
そう苦笑いした司書に、佐藤春夫だ、と名乗る。彼女はもう一度頭を下げた。

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好きでこうなったわけではなかった。だけど、ソレはとても大切で。でも最後にはサヨナラできたはずなのだ?町を守っていた存在だったはずだった。でも時が経てば、それは畏怖に変わる。気味が悪いと周りはいう。だから、私は、もう命を絶ってしまおうと思ったのだ。そうすれば、私はきっと楽になるのだと。でも、そうさはさせてくれなかった。散り散りになった友人が刀匠――ここでは確か司書と呼ばれている人を連れてきたのである。そうして私はこの図書館に連れてこられたわけであり、私の意思ではないのだけど。
「ナマエさんは学生なのですか?」
そう首を傾げたのは夏目先生だ。夏目先生はかの有名な夏目漱石らしい。教科書で何度も見た名前だ。
「こちらに来るときに辞めてしまいました」
「おや、そうなのですか。ならば時間はあるということですね」
「司書さんの手伝いがなければ」
「ならば、正岡を手伝ってやって欲しいのです。私の代わりに来たと言えば納得するでしょう」
そう告げた夏目先生に首をかしげた。

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どうやら夏目先生は野球から逃げたかったらしい。野球といってもキャッチボールだけど。別に運動は嫌いではないから付き合うけれど。
「お前、目が青いんだな」
ちょっと休憩というタイミングに、正岡先生がそう告げた。
「……見えました?」
「ああ、チラッと」
「隠してるんですけどね」
「異国の血が混じってるのか?」
「いいえ、元は黒かったんですが、ある日を境に青くなりました」
「不思議なこともあるもんだな」
「……気味悪くありません?」
「いや、目、隠してる方が気味悪いぞ」

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「あいつの目、綺麗な青色だぞ?」
そう首を傾げた正岡先生に、俺はギョッとする。彼女の瞳はたしかに綺麗な青色だが、あの日を境にあまり見せなくなった、とは他の話だ。


==浮かばぬ!



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