2020/12/31
大晦日だよ!没ネタ整理!9改
↓改変
・fgo軸をいきてる妹ちゃんがNRC入り
・fgo軸の魔力≠twst魔力
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鼻歌を歌いながらモストロラウンジの掃除をする。無償で手伝ってもよかったのだが、アズール先輩がきちんとお金を払ってもらえるということでちょっとしたアルバイトである。掃除も洗濯も皿洗いも苦ではないし、食べ物を運ぶのも慣れてしまえば随分と楽しい。エースくんやデュースくんは部活に入っているが、私は入っていないわけであるし。放課後の時間を潰せるしグリムのツナ缶もグレードアップできるし、私としてもいいことずくしである。それにお金が貯まればフルートや人形を買うことができるだろう。やはり知らない世界というのは居心地が良いとは言えない。男子校なのもあって男装をしないといけないなら余計でもあるけれど。知らなければならないことも山ほどあれば、帰り方もたくさん調べなければならない。そんな中のちょっとした息抜きなのだ。そんなことをいえば、きっと彼らはワーカーホリックだのなんだのというのだろうけれど。
レイシフトと似たような、しかしそれとは違う原理で世界を超えてしまったらしい。あの武蔵ちゃんのように世界が消えた可能性もあるけれど、それを私はわざとみないフリをしている。あの世界はきっと大丈夫だ。魔法と魔術が違うのはわかるが、魔力と魔力が違うのはちょっとどうかとは思う。まぁ、フェアリーゴットマーザーみたいな魔法をみんなが使っているのだから根本的に何か違うのかもしれない。魔法を使えない私は地道に頑張るしかないのだ。
「ナマエさんは歌がお上手だったのですね」
そう告げたアズール先輩に固まる。目をパチパチと瞬いていれば、彼は「たまに鼻歌を歌ってらっしゃるでしょう」と告げた。
「いえ……そんなことは……」
「謙遜は良くないですよ。音楽を担当する教師にも評判はきいています。取り引きの際にそちらを担保にすればよかったですね」
「ははは」
苦笑いである。でも、まぁ、たんに褒めてくれるだけだろう。いつものように商売的なものが絡んでくるのかと思った。ありがとうございます、といえば彼はニヤリと笑う。わ、悪い顔だ!商売的な意味での!
「どうです?試しにステージで歌っては」
「ご、ご遠慮します」
「盛況になれば給料を上乗せしますよ」
「ぐぅ」
「グリムくんのツナ缶もサービスしましょう」
コトコトといいことしか言わない彼に騙されないぞ、と気持ちを強く持つ。
「対価がお高いんでしょう?」
「まさか。ただもったいないと思っただけですよ」
ニコリと品のいい笑顔である。彼をしばらく見つめていれば薄情するだろうかと思ったが彼はニコニコしてるだけだ。
「うう、少しだけなら」
「監督生さんならそう言っていただけると思いました。では夜8時からお願いします。衣装はこちらで」
私がハイというのは彼の中で決定事項だったらしい。ここにジャックくんがいたら何押し切られてんだ、と怒られていたはな違いない。
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与えられたのはオクタヴィネル寮の寮服だ。よくよく聞けば私の世界でいうジャズのちょっとしたショーみたいなものらしい。ふむ、この服に合わせるためには少し分け目を変えて大人っぽくした方がいいだろう。ふむふむと寮服を見て考えていれば、監督生?と声がかかる。そちらをみればヴィル先輩である。
「こんにちは、ヴィル先輩」
「オクタヴィネルの寮服なんて持ってどうしたの?」
「モストロラウンジで一時的に着ることになりました。服に合わせて色々した方がいいかなと考えていました」
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