2021/12/31
2021年オフラインネタ帳大放出祭53
いやー、占いもあてになるなーというか。よく当たる占い師に行ってみたらいいよ!と言われた場所に行ってみれば、行き倒れ出る知らない人を保護してしまった。しかも謎に私の名前よんで意識飛ばされたし。なんか泡吹いたり混乱したり錯乱したりと色んなタイプがたくさんいたのだが、全員なんでか意識を飛ばした。仕方ないので手持ちのポケモンにちょっと開けた場所に運んでもらい、キャンプを設営する。救護所扱いである。うさぎと名付けている昔からの相棒のヒバニーがにばにば言いながら薪を集めた。いやー、意味わからん。見たことあるような、ないような人ばかりである。
「とりあえずなんか飲み物つくっとくか」
「にぃば!」
「うさぎ、さっきお昼ご飯食べたでしょ。カレーは飲み物じゃありませーん」
そう言ってスパイスを掲げたうさぎからスパイスを没収しておく。ちょっとムッとしたうさぎであるが、エネココアを取り出せば目をキラキラさせた。はー、今日もうさぎが可愛い。
「……苗字?」
「あ、目が覚めた?」
ゆっくりと起き上がってこちらをじっとみた青年に首をかしげる。
「めちゃくちゃびっくりしたんだからね、目の前でなんか全員倒れるんだもん」
そう言いつつ保温ばっちりな紙マグにコーヒーを淹れて渡す。彼は目を瞬いて、ありがとうと告げた。
「お兄さん達、肝試しでもしてたの?」
「は?」
「いや、だってお兄さん達いた洞窟ってそういう洞窟らしいし、肝試しよくしてるって聞いたよ」
「いや、特に肝試しした記憶はないが」
「お兄さんの名前は?」
「……城西望だ」
なーんか聞き覚えがあるんだよなぁ。うーん、と思いながら彼をみる。
「私はナマエだよ。名字はあんまり名乗る文化ないから名乗らないんだけど、名字は苗字。苗字ナマエ。めちゃくちゃ失礼な事言うけど、お兄さん達見たことある気がするんだけど、小一時間寝顔見ながら考えてたけど浮かばなかったんだ。どっかで会った?」
「……いや、俺達の知り合いにも似ていたものだから、すまない。ここは何処だ?」
「シンオウ地方だよ」
「シンオウ?」
そう首を傾げた彼に私は目を瞬く。シンオウ地方知らないの?と聞いたが、知らないとしか帰ってこなかった。
「いや、もしや記憶喪失では……?この洞窟に入る前何してたか覚えてる?」
「瓦礫のような場所はあるいたが、洞窟に入った記憶はないんだが……」
「ええっ、なんだそれ」
私がそう反応すれば、うさぎがちょこちょこかけてきてノゾムさんにお気に入りのサッカーボール型チョコを渡した。
「うさぎ……?」
「にば!」
「うさぎの名前呼んだんじゃないと思うなぁ。この子はこの地方では珍しいよね。この子はヒバニーっていうガラル地方のポケモンだよ」
「にばぁ」
そう言えばポケモンと繰り返したノゾムさんが頭を抱えた。もしかして。
「お兄さんポケモンのことも忘れちゃったの?」
「……そうらしい」
その台詞に私も頭を抱えたのだが。
とりあえず私のというか私が今借りてる別荘的な場所に場所を移すとする。テレポート使えばいいじゃん!と気づいてサーナイトに全員テレポートしてもらった。外は冷えるのでうさぎに暖炉をつけてまわってもらい、たくさんあるゲストルームに全員適当に突っ込んでいく。フライゴンやポケモン達が遊び感覚でノリノリなの可愛い。唯一起きてるノゾムさんにはリビングでゆっくりしてもらう。相変わらず混乱しているが。
「いやぁ、これは大変なことになったよ、うさぎ」
「にぃ?」
「いやだってうさぎ、ポケモンの記憶ないんだよ?どっからきたのって話じゃん」
「にば!?」
「うんうん、びっくりするよねー」
びっくりしたうさぎを抱き上げて上着の内側にしまう。あー、うさぎ温いんじゃ〜と言えば、うさぎが嬉しそうに鳴いたのだが。
「ノゾムさんも空いてる部屋用意したからとりあえずそこ使ってね。私一応ジュンサーさんに報告してくるから。ポケモン持ってないならあんまり外出ない方がいいよ」
「わかった。何から何までありがとう」
ううーん、この人相変わらず優等生と思ったところで、相変わらずってなんだ?と首を傾げたのだが。
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「ウルトラホール?」
「別世界につながるとされる穴だよ。アローラ地方で発見されたんだけどね、もしかしたらここにできた可能性がある。詳しく調べはするけど」
「ってことは、あの人達異世界人ってこと?そりゃあポケモン知らないわ」
そう言って研究者っぽい人とジュンサーさんをみる。しばらくその人達はナマエちゃんと一緒にいるんですよね?と聞かれたので、そのつもりはしてますと答えておいた。放っては置けない。
「戻れるんですか?」
「戻り方はあると思うよ。それを調べるのにも時間はかかりそうだ」
「わかりました、それも伝えておきますね。また何かわかったら教えてください」
「はい」
そんなやりとりをしおわり、別荘的な場所に戻る。異世界人とはなー、と言えば、私のジャージに入ってるうさぎは「にぃ?」と不思議そうな顔をして私を見上げた。
「うさぎ、さっきの人達、ポケモン全然知らないんだって」
「にば!?」
しかしながら、会ったことがないのに既視感があるのは何でだろう。
別荘的な場所に食材を買い込んで帰れば、まだ人は外出していないようである。脱がれた靴というか、脱がした靴は人数分ある。そのままフライゴンに買い込んだ食材を持ってもらいながらリビングにつながる扉を開けば人が増えていた。何人かフライゴンを見て固まったが。
「あ、よかった、いっぱい起きてる。ただいま、ノゾムさん」
「おかえり。何かわかっただろうか」
「うーん、ちょっとだけわかったようなわかってないような。フライゴン、食材ダイニングに置いといて」
「くぉん」
そう泣いたフライゴンのオレンはパタパタと食材を机の上に運んだ。うさぎは私のジャージから出ると、一人一人起きた人に挨拶することにしたらしい。ぴょんぴょんと跳ねるように移動して、にば!と元気に挨拶した。首を傾げた彼らに私は口を開く。
「こんにちは、って挨拶してるんですよ。あ、コーヒー飲みます?」
「おかまいなく……」
「ここ何処?お前誰?」
ダイレクトに聞いてきたな〜と思いながら、私は口を開く。
「ここはシンオウ地方、ハクタイの森の近くだよ。私の名前はナマエ。こっちはヒバニーのうさぎとフライゴンのオレン」
お兄さんは?と首を傾げれば、彼はケラケラと笑い声を上げた。うるせー、今のどこに受ける要素あったんだ??まぁ、でも受けるというよりは。
「お兄さん、あんまり自嘲しない方がいいよ」
「あぁ?」
「そういう癖よくないよ。私もよくしてたけど、しんどいだけじゃん」
「わかったふうに言わないでくれる?初対面の癖に」
「初対面の癖に私の名前を当てたお兄さんはエスパータイプか私のファンかな?記念にハグしてあげようか?」
そう言って両腕を開く。うざって言われた。失礼な。うさぎが代わりに飛び込んできたけど。そのままさっさと自分が寝てた部屋に戻るその人に、持田、と言いながら別の人が続いた。私をチラ見する意味とは。やれやれしておく。
「oh……ひねくれボーイ」
「……悪いな、持田や花森は君に似ている人と仲良くてな」
「異次元に私のそっくりさんいるのか。何してんの?」
「元女子サッカー界の女王、監督もしてたぞ。まぁ、もう亡くなってるんだけどな」
「サッカー同じじゃんとか思ったら、落とされた。そりゃああんな反応するわな。悪いことをしてしまった」
そう言いつつ手持ち無沙汰なのでうさぎをうりうりする。お、お前もサッカーしてるのか!と言われたので「まーね!」と頷いといた。
「……まぁ、今はちょっとだけ距離置いてるけど」
「にばぁ」
「ん、うさぎ、ありがとね」
伺うように見上げたうさぎをもう一度撫でる。そうしてハッとした。情報を共有せねばならぬ!!
「まー、長い夢でも見てるって思ってたらいいのでは?」
そう言えば大体の人がそうするって言ってたので是非ともそうしてくれ。とりあえず来なかった二人に料理を持っていけば、一人締め出されていた。体育座りしている。廊下寒いぞ。
「お兄さん、ご飯できたから持ってきたよ」
「……あ、ありがとう」
「もう一人はまだ出てこなさそうだなぁ、謝っておいて、私売り言葉に買い言葉しちゃうからさー、わかったふりしてごめんって。人のことなんてなーんにもわかんないのにね」
そう扉を見ながら告げる。うさぎが心配そうにないたので、なでなでしておいた。
「でも、お兄さんほどほどにしないと風邪ひくよ。廊下寒いし」
暖になりそうな大人しいロコンを渡しておくか。うさぎは私専用である。ロコンをボールから出して体育座りするお兄さんの隙間にうめる。お、おい?と戸惑ったお兄さんにロコンが私を見上げた。
「ろこちゃん、お兄さんの暖になってあげて」
そう言えばにっこり頷いたロコンは可愛いのだ。あとは一応ノゾムさん達にキッチンの使い方を教えとけば私が出かけたあとにあの人が起きてきても大丈夫だろう。
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うさぎとエースバーンのエースと日課のジョギングをしてサッカーをする。ちまちまとてとてボールを追いかけて走るうさぎの可愛さ、エースのキレッキレの足技が好きすぎる。私が教えたんだけどな。たしたしとボールが取れなくてご機嫌斜めなうさぎにボールをうさぎの方へ転がせばととととうさぎは走ってボールを取りに行き、小さな足で蹴ってきた。私の方にきちんと飛んだボールに上手ー!と褒めればうさぎはにっこり笑った。エースバーンもよしよししておく。
「サッカー上手いな」
そうかかった声に振り返る。窓を開けてお兄さんのうちの一人というか何人かが見てた。
「でしょー?うさぎはコントロールうまいし、エースバーンの足技はキレッキレだかんね!」
「ナマエちゃんも上手いなぁ」
「まー、私もプロだったからね!」
「その年でか?」
「私十歳からプロしてたから!」
ふふん、といえばこの世界どうなってんだ、とぼやかれたが知らん。私が特例なのである。
「だったからってことは辞めたの?」
「うーん、色々あって距離置いちゃった。私、まー客寄せイーブイしてたから色んな記事にないこといっぱい書かれてバッシングが酷くなったし、色々あったから、ちょっと距離置いちゃった」
ははは、と笑いながらボールを触る。まー、今結構それがなかったことを証明する準備や色々は親の会社なんかが色々動いてくれているのだが。
「でも、サッカーには罪はないし、サッカーは好きだからいつかは戻りたいなとは思ってるよ」
ねー?うさぎ、エース。そう聞けば二匹はにっこりと笑って頷いたのだが。そのあと一緒にサッカーするか?と言われたので喜んで一緒にサッカーする。周りの人がめちゃくちゃ上手くてテンション爆上がりでサッカーしてしまったのは反省している。まぁ、いつの間にか窓から顔を出したお兄さんに下手くそとか言われたけどな。キラキラした目で見てたプレーをうさぎが怒ってタシタシと地団駄を踏んだ。
「にぃば!」
「かわわ、うさぎが怒ってくれている……世の中上手い人はまだまだいるから仕方ないようさぎ。いやこの人達別世界から来てるんだけど。やっぱりサッカーはどの世界でも受け入れられる素晴らしいスポーツ」
「ふぁいに」
「コイツただのサッカー馬鹿じゃん」
「馬鹿でいいもんねー」
ベー、と舌を出せばなんかクワっと目を見開かれたが。それを見たうさぎがびっくりして私にかけよってかくれ、私じゃなくてダイスケさんがビビった。なんでだ。
「はー、くっそー、上手い」
「お前が下手なだけ」
くっそー、と地面に寝そべってジタバタする。翌朝一人でボール蹴ってたら起きてきて相手をしてくれていた蓮さんであるが一緒にサッカーしてたらこの人物凄く上手かった。フィジカルつよつよだからテクニックでどうにかしたいけどこの人私の考えよんでるかの如く動くんだよな。
「はー、サッカー上手くなりたい」
「そうかい、精進すれば?」
「精進するからレンさん手伝ってよ」
元の世界戻るまででいいからさー、といえばフッと笑われた。
「気が向いたらな」
「うっわ、俺様系イケメンしか許されないムーブだ。とても眩しい」
私は両手で顔を覆う。頭グリグリされて痛い痛い言ってればうさぎが涙目でふるふる震えながら止めにきた。可愛いかよ。あと怖いんだな、レンさんが。
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「ナマエ、彼らは?」
「お父さんとりあえず話せば長くなるんだけど、今ちょうどジュンサーさんもいるから一緒に説明聞いてほしい」
そう言って父親と兄がわりのにゃんにゃんを家にあげる。ジュンサーさんと研究員さんきてるタイミングなのちょうど良すぎる。あとニャンニャンの持ってるダンボールはなんぞ。
父親が専門的すぎる会話を研究員としだしたのでジュンサーさんに一応頼んでいた即席の身分証になるトレーナーカードを発行してもらった。行方不明者との照合はなかったらしい。ジュンサーさんは一応全員の話を聞き警察署に届けるからと一足先に帰っていった。
「はー、意味がわからないことも起こるもんだね」
「まー、ポケモンの仕業でわかんないことも起きたりするしね」
「でもナマエ、彼らの着替えとかはどうしてるんだ?」
「即洗濯乾燥。サイズわかんないし、そもそも男物わかんない」
「だろうね。もっと早く連絡くれたらよかったのに。君たちが良ければ丁度車で来てるし順番に服を買いに行くかい?」
「お金がない」
「あぁ、君たちは特に気にしなくてくれ。娘が世話になっているしな。困った時はお互い様というやつだ」
「しかし……」
真面目だなぁと思いながら眺める。ナマエ、いるか?と呼び鈴を鳴らさず勝手に入ってきたのはアスターである。この人いつもこんな感じだかんな。でもなんでこっちもダンボール持ってんの??ニャンニャンがもろ顔をしかめたが。
「アスターさんがなんでここに」
「俺が教えたんだ。たまには誰かとサッカーさせてやりたいし、サッカー側で一番信頼できる男だ」
「その評価はありがたいね。誰?こいつら」
「異次元から来たらしいよ」
「異次元?伝説のポケモンでも現れたのか?」
「かもねー、ウルトラホールってやつが開いたのかもしれないんだって」
「まぁいいか。ナマエ、そろそろ試合に出ないか?」
「うーん、私はまだ辞めとく。まだ燃え盛ってるし、周りに迷惑かけたくないし」
そう言って机に伏せる。私の膝の上にいたうさぎが心配そうに見上げた。私はムニムニとうさぎのほっぺを触る。可愛いやつめ。
「うーん、無理を言いたくはないんだけど、そろそろ五月蝿くってね」
「……誰がだ?」
「あぁ、昔のチームの奴らじゃないよ。いや一部は言ってくるんだけど。まぁそいつらじゃない」
お父さんにそう言ったアスターにまた勝手に扉が開く。そちらを見れば幼馴染みである。
「アスターのおっさん遅いんだけど」
「お、おい、敬称をつけろ敬称を。ガラルの大スタァ選手だぞ……!」
「コイツら誰?カントーモーターズの人?」
「無視か……」
そんなやりとりである。私はぴょこりと突っ伏していた机から起き上がる。
「ロタとパニちゃんじゃん。シンオウ地方へようこそ〜」
「お前太った?」
「失礼なベストキープしてるわ」
ふぁっく、というふうに親指を下に向ける。まぁ、首もとに親指を横切らせたけど。やんのかこら。うさぎも机にのってたしたしと足を踏む。可愛いかよ。写真撮ろ。
「ふ、二人ともやめろ……汚い言葉だ、未来のスタァ選手が見苦しいぞ」
「いや私もうスタァ選手だし。客寄せイーブイできるくらいには」
私の発言にロタが写真に写ろうとうごく。邪魔、
「お前は元だろ。パニだけ二流」
「な、何を……俺はお前よりうま」
「下手」
「う」
「何をどう言おうが下手」
「ロタ邪魔。うさぎの可愛さを写真に撮りたいから邪魔」
しっしっとする。うさぎは私を見てにっこり笑ったがロタがちょっかい出してまた怒った。
「な、ナマエ、大丈夫なのか?」
「サッカーできるから大丈夫」
「そ、そうか……」
そんなやりとりにレンさん達が吹き出した。ケラケラと笑った彼らに、パニちゃんはついっと眉をひそめ、ロタは彼らを見た。私とうさぎは首を傾げた。
「仲良いことで」
「別に仲良くねーし。誰コイツら」
「私が拾った異世界の人達。サッカーがとても上手」
その言葉にアスターの目の色が変わった。ロタ達も興味を持ったらしい。
「ふぅん、どれくらい?」
「シュートと同じくらいじゃない?」
「む」
「でもぶっちゃけこの人達とサッカーする方が楽しいよ」
ねー、うさぎー?と尋ねる。うさぎがにっこり笑って、にば!と頷いた。
「それはシュートがクソだからだろ」
「こら、シュートがクソじゃないぞロタス。シュートの街や人には罪はない。シュートユナイテッドの監督含む上層部と新聞社がクソなんだ」
そう言ったアスターに私は頬杖をつく。
「悪い人ばっかではないよ」
「ナマエ、け、結局悪い人の割合がおおいからこうなってるんだ……」
「パニ正論。お前は善良ヅラしすぎなんだよ」
「ナマエちゃん、何、コイツらこの世界のサッカー選手なの?」
ひとしきり笑い終えたレンさんはそう言って私に尋ねる。
「アスターは引退したから元がつくかな?パニちゃんはカロス地方の、ロタはイッシュ地方の選手」
「上手いの?」
「全員一応は地方代表だね」
「ふーん、奇遇だねぇ、俺たちも俺たちの世界のプロ選手、しかも地方の代表なんだよね」
その言葉にキラキラした目をしてしまったのは仕方ない。どうりで……!
「どうりで上手いはずだようさぎ!エースとうさぎと話してた異世界人は全員サッカー上手い説は違ったけどそれはそれ、これはこれ!技術を学ぶチャンスだよ!」
「にぃば!!!」
「サッカー馬鹿のスイッチ入ってんじゃん。ウケる。サッカーやろうぜ」
「やろうぜー!」
キラキラしたまま椅子から降りてレンさん達の手を引っ張る。パニちゃんが話の途中ではって正論かましたけど無視無視である。
「パニちゃん何してんの、はやくやろ」
「だが……」
「パニちゃん上手い人とサッカーやりたくないの!?」
「……し、しかし、」
「私とサッカーもしたくないの?」
「……それはやりたい……」
「正直でよろしい」
うむ、と頷く。レンさんが「ハナそっくりでウケる」とウケていた。ケーゴさんはパニちゃんと同じように「おのれ」となっていたが。
==没
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